2018年5月24日木曜日

グリップ(握り)とセットアップ

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アドレス時のセットアップ姿勢を
「ポスチャア」と呼びますが、
その殆どは グリップ~クラブの握り方で
決まってしまいます。

swing102スナップショット 1 (2013-11-29 10-47)



左右が多く(大きく)離れるグリップと

左右が上下に一体となっているグリップでは
異なるアドレスになってしまいます。

スナップショット 1 (2012-07-27 13-10)
々、極端ではありますが
左右の離れが大きいと
上半身の上側(肩~胸ライン)と
腰ラインで 上下に違いが出来、
ポスチャアの時点からねじれた姿勢
になってしまうので 注意が必要です。

鶏と卵の関係ですが、
手で振るために、グリップを離して持っている
故に 肩だけ捻る姿勢になるのか、
アドレスの時点で捩じれて、
テークバックを手や肩だけで動かしやすい
故に 手で振るのか
どっちもどっちな気がします。

よって クラブ扱いの良し悪し
クラブの機能を活かして、ボールを打てるかどうか は
グリップとアドレスに顕著に表れます。

20160501

グリップは左右の手で全く同じところを握っていません。
前傾をしているが故に、右手の方が
若干、ひとコブシとまでは行きませんが、遠いところ
ヘッドに近い方を握っている処理はとても大切で、
からだを歪めて、右手を届かせるのではなく
骨盤ソノモノを少し右に倒して届かせます。


背骨を曲げず、骨盤ゴト ほんの少し右に傾く感じ…
ですので、6:4 とまで行かないまでも
若干、右に体重が掛かり気味の状態から始まるのです。


その傾きも含め、左右のグリップの離れ は
アドレスの歪み、そしてクラブの扱いを決めかねるシロモノです。
チェックが必要です。


スナップショット 1 (2013-01-17 23-44)

それと絡むのですが、
アドレスの立ち向き というのは
ヘッドの目標と平行な関係です。

からだの向きは何処まで行っても
ヘッドの目標、例えばピンフラッグとは
交わらない関係です。

目標と目で見ますから、無意識に
からだが目標に向いてしまい、
結果 ヘッドが右を向いている というのは
少なくありませんから、習慣付けが必要でしょう。

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また、グリップの左右を離して握るゴルファーは
腰のラインに比べ、右手を届かせようと
胴体をひねって構える分、肩のラインが開きます。

(腰に比べ体のラインが左を向いている)
その開いている肩のラインを 正規の方向、
ヘッドの目標と並行のライン に向けるので
腰から下は右を向いた形になります。

それだけでも スイングは良くなり難い
安定し辛い、体を痛めやすい状態なのに
上手く打てないやつかまらない、スライスなどの
理由でボールを中に、右に置きたがります。

からだが右を向いている状態で
ボールを左足のかかとにセットすると
実質、ボールは体のもっと左にある形になるので
多少は理解できるのですが、
からだの真ん中、真ん中よりも右 に置いている人も
少なくなく、もうその時点でひっちゃかめっちゃかです。

これ 軽く考えないでください。

元々の原因は 左右の離れたグリップ にあるのですが、
そうで無い人も当てはまる
コースでのミスの大きな要因になります。
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通常、ラウンドが進み、疲れてくると
一番顕著に体力が落ちるのは 握力 です。
特にゴルフの場合は 左手の握力です。
(ですから左手にだけ手袋をしているのですね)
左手の握力が低下してくると 無意識に
ガバット手のひらで握るようになり
そうなると 右手の入るところが無くなるので
右手を横から握るようになり、左右が離れます。

左右が離れると、体は捩じって姿勢になり、
その捩じった姿勢の 肩をターゲットライアンに
合わせますから、下半身は右を向き始めます。

しかし、ボールの位置は今まで通り…。
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ボールの位置を動かして打っているのと同じで
安定しない、ミスの大きな原因なのです。

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