2021年4月30日金曜日

セットの流れ ドライバーとアイアン

あきひこプロのコメントにもありましたが、 渋野日向子プロの影響なのか、 高橋賢プロの活躍のせいなのか、 松山英樹プロのマスターズ優勝のお陰なのか、 はたまた 密を避ける遊びとしてコロナの影響なのか、 秘かに ゴルフがブームになっている「らしい」のです。 言われてみると この春から ゴルフクラブ診断、スイング診断を依頼されるコト も多く、 ちょっと 驚いてもいます。
クラブ診断、スイング診断をさせて頂くと 長年ゴルフをやっておられる方でも、 ローハンディの方であっても、 良い意味でも、悪い意味でも  クラブの影響 は色濃く スイングに影響し、 クラブセッティングの流れ は  かなり スコアに影響します。 昨今、ドライバーのシャフトの硬さは  かなり柔らかくなりました。 そうですね、10~15年で  振動数で言うと30cpmは下がったでしょうか。 フレックス表示、硬さ表示で言うと  X と R ほどの差です。 ややこしいですけれど  現代の S の硬さは  15年前の レディス と言えるほど です。 あい変わらず ヘッドは軽いですが、  シャフトの硬さに対しては ヘッドは効いてきていますから  楽に振って、楽にボールが浮かせ、飛ばせるようになった筈です。 ヘッドにはルールの規制ががんじがらめ なので  ドライバーに関しては 更なる「シャフトの柔らかさ」  機種によっては ヘッドの重量化 も進むかもしれません。 一方 アイアンのシャフトの硬さは15年前のまま です。  平成に入ってから 売れないアイアンセットの打開策として  安価で販売できる スイング破壊兵器「軽量スチール」が主になった為、  本来、使うべきでない層まで スチールシャフトを使っていますので  ドライバーとのシャフトの硬さは開く一方です。 ✋スチール と言う素材が問題なのではなく、  スチール では実はシャフト素材としては強くないので 「強度」「安全性」「破損」を考えると 硬く強くせざるを得ない、からです。 ドライバーシャフト で SR表示 位でも  45インチ相当 で 振動数 225cpm  なんてのはごくごく普通にあります。 総じて 飛ぶ と呼ばれるタイプのモノは殆ど この硬さ です。 ✋ですので 言葉は悪いですが、いい気になって  シャフトメーカーの 同じ硬さ表示 SR にリシャフトして  振動数 250cpm なんかになれば 距離はイマイチ に戻ります。 45インチ 振動数225cpm に相当する アイアン(5番)アイアンの硬さは 240cpm前後 です。      (シャフトの素材はなんでもいいのです) 相互に良い影響を出し、 シンプルに両方同じように振る、打つ 関係です。 これを  軽量スチールシャフトの代表(スイング界の破壊神)  ◌◌950GH の SR にすると 硬さは 290cpm を超えます。 ドライバーのシャフトの硬さ(表示SR)を基準とすると  5X とか トリプルX以上の硬さ です。 同じように 振りようがありません。 同じように 打ったら 届きません、当たりません、飛びません。 ですので ボールの位置、タイミングの取り方、振り方  など 両方を使うために アレンジが必要になります。  2種類以上のスイング、スイングタイミングなどが必要になります。 そして、その影響が  一番出るのが アプローチショット  スコアを作る要の アプローチ です。

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