店長「パーシモン製ウッドが高額だった…
高級品だったが故に…か メタル製ウッドへの移行
かなり大変だったね。
もう 根本の反発係数が強烈に違う。
にもかかわらず、その謎は当時は分かっていない。
同じような形状の
同じようなロフトの
同じような長さの
メタル製ウッドにすると
上がる 上がる 上がる 上がる
だけど 全然、飛ばない。
パーシモンドライバー とは 全く弾道が異なる。
そして 全然、飛ばない。
パーシモンは素材が柔軟で 中身も詰まっていた けど
それを重い鉄、当時だとステンレスだよね、
ソレで作ると中身がスカスカ、
どの位の金属の厚みにして良いか、誰も分からない から
パカパカ ヘッドが壊れる。
当時の消費税、物品税やゴルフクラブの輸入の関税が
撤廃された時期も相まって
高級品のゴルフクラブが 工業製品に変わったから
割と誰もがゴルフクラブを買えるようになって
ゴルフはブームになっていたから
町の至る所に練習場があって
営業終了時、ボールを回収すると
割れたヘッドが 100個あった なんてのは
ごくごく普通に聞く話し。
最新鋭の 下水みたいにボールを集める仕組みのある
練習場だと 数時間に一回位の割で
ソコを点検しないと 割れたヘッドで詰まっちゃう、
雨水・排水溝 が割れたヘッドで詰まっちゃう、
それほど ヘッドは割れてましたね。」
質問「ひょえ~~~、ですね。」
店長「で あんまりにも割れる、
そんな中 そのまんまだった 12°のロフトを10°にして
割れないように ヘッド廻りにドットを入れた
テイラーメイドが爆発的に売れたの。
オリジナルはファウンダースクラブだけど
そこはアメリカお得意のお金で丸ごと買っちゃう みたいな奴で😌
今の常識になっている
ドライバーのロフト角度が定着したのは
そこだよね。」
質問「へぇ~😶」
店長「びっくりするほど 小さなヘッドで
今のユーティリティ位の大きさのドライバー、
その位のサイズでないと 当時の工業技術では 壊れちゃう。
パーシモン時代には 30㎜位まで伸びた重心距離が
一気に20mm台に入って…
スピンの入りにくぱーしもんから
ものすごいスピンの入り易いメタルヘッドに変わって
超短重心になって…
ヘッドを回転させ易い短重心なのに、
そうすると より一層スピンが入ってしまうメタル
スイングを混迷期に引き入れてしまったメタル創世記 って感じ。」
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