2020年12月9日水曜日

主に…シャフトの硬さ によってスイングは造られます

クラブを新調、セッティングするとします。 あくまでも、仮の設定、仮の人物ですが、  ◌市販のクラブに長年慣れてきた人    年齢 60歳位 の男性 としましょう。 仮に ドライバーを45インチ、  元々の弾道質、にもよりますが、ロフト10.5~11.5度で  段々感じてきた体力不足、飛距離不足から  ヘッド重量をちょっと重め 195g → 210g   自分にとって キツク無い、程よい硬さ 振動数200cpm  をセットしたとします。 市販のクラブに慣れてきた と言う条件と年齢/体力を考えると あまり慣れに時間を要さなくても良いスペック です。 003この状態で 表記上 の R.SR. 相当の アイアンをセット、購入すると   #5アイアンを 軽量スチールの平均値 で  振動数280cpm あたりが自動的にやって来ます。  スイング破壊兵器の N×9×0 のSR で280~290cpm です セットと言う意味で 45inのドライバーが振動数200cpm であれば それとマッチする、セットになる硬さは #5の長さで220~230cpm 230cpmではちょっと硬すぎ…かも、と言ったところです。 それと比べると 230でも硬いのに、それよりも更に50cpm フレックス(硬さ)言うと  ❺フレックス分も硬いシャフトのアイアンを手にしたとします。
ステップ① だいたいのケース、一般的なアマチュア であれば ショットの練習、スイングの練習などは アイアンで行います。 練習の球数は 7;3以上の関係でアイアンでしょう。 この場合は 260cpm(5番アイアン)…  本来、自分にとって ちょうど良い硬さ…よりも ❺フレックス 硬いシャフトで練習する訳です。 それで掴んだタイミング、硬いシャフトで打つ方法で それよりも❺フレックス柔らかいドライバーを使えば、 まあ だいたい スライス、ダフリ  ・・・正しくクラブを扱っていれば どフック・・・ 年齢や振り方によっては ボールが上がらないケースも出てきます。 長くて、ヘッドも大きいドライバーの方が  ❺フレックスも柔らかければ 上手く行く方が稀です。 コースへ行けば、 無理して振り回すような振り方が ❺フレックス硬い アイアンによって覚えこまされていますから、 より トップが浅く(右向きが浅く)なり ドライバーが上手く行きません。 ドライバーのスライスが強くなれば  よりヘッドを返すような振り方をせざるを得ませんから  上手く行けば良いですが、失敗すると より激しいミスになります。 👉練習場でドライバーを練習する は  立て続けに ドライバーを打つコト ですから  コースでドライバーを使う環境とは大きく異なります。 ステップ② ドライバーが上手く行かない(特にスライスする) に加え、他のクラブと比べると ドライバーは単品買い、衝動買い し易いクラブですので、ドライバーを買い替え たいのですが、 どのメーカーも ドライバーは飛ばないと売れないので どれもこれも   軽量スチールシャフト装着のアイアンに比べるとかなり柔らかめ です。 20年前に比べると かなりシャフトの硬さの数値は落ちていますから SRを買っても、振動数は240cpm行かないケースも少なくない。 リシャフトのスポーツタイプのS-フレックスにして  やっと250cpm超えるか どうか です。 フェースターンが主流の現在のゴルフ界では フェースターンのミスは 基本、スライスかひっかけ 引っかけはロフト角度はあまり関係ない とも言えますから スライス抑制のため、ややきついロフトを選ぶコト になる訳です。 そこそこの年齢で 本来、本当は 200cpmの 10~11度を使うのが 楽して 遠くに飛ばす 理想的なスペック…だった筈なのに 結果として それよりも ⑤フレックスも硬い、9度を使う 多くの人が行き着く ゴルフクラブのパターン です。 この場合も アイアンの硬さ設定を そのドライバー 200cpmの硬さのモノを 上手く使える 似たような硬さ、タイミングのモノ であれば そこで定着し、より楽に振っていくことも覚えますから また 未来に クラブにより助けて貰いたい(買い替え)場面が来て クラブを換装するとしても 大丈夫ですが、 自ら、自分の年齢や体力と離れたクラブを手にして それに慣れてしまう イコール クラブの本来のスペックを使わない スイングを覚えてしまうと 助けて貰いたい状況になっても 助けて貰う術を身に付けていない と言うパターンに陥ってしまいます。

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