2017年9月20日水曜日

スライス(こすり球)撲滅キャンペーン

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スライスを治す方法論として
◇スイング軌道を治すこと
◇アウトサイドインを治すこと

と言われていますが
スイング軌道ってなんでしょう?

スナップショット 2 (2015-07-24 1-21)
そもそも論として
このスイング軌道が
『土星の環』のように斜めに傾いているのは
スイングの前提として 基本姿勢であるアドレスに
前傾姿勢がある からです。
つまり 姿勢・体なのです。

軌道を腕さばき主体で作っている現状で
アウトサイドインをインサイド○○に変えるのは
より一層スライスを増すことになります。

本来、スイング軌道の基礎は
前傾姿勢と体(骨盤)~胴体の向きの変更によるものです。
だから スイングの軌道は前傾姿勢なりに傾いているのです。


体(骨盤)を回さず、腕で作っているスイングでは
俗にいう「アウトサイドイン」は必然です。
それを無理やり インサイド から に変えても
腕さばきである限り、
さらに開いてボールにアプローチしてくるのですから
問題をより複雑に、困難にするだけです。

誤解を生みやすい言い方ですが
腕の働きは 前傾姿勢&体の回転 で出来る傾きに
更なる上下…高さを作り出すことです。(傾きの角度を変える)

ところが その腕での無理やり「インサイドから」
その高さも殺してしまうので
スライスを修正出来ないだけでなく
クラブヘッドの重さの理由すら負荷に変えてしまいます。

という事で
スライス撲滅の第一歩は
アウトサイドインを治すこと…ではなく
スイング軌道を本来の形に戻すこと から
始めなくてはいけません。


まず ゴルフ用語の定義 から必要です。

ゴルフスイング用語での
体は股関節から上の骨盤を含めた胴体一式 です。
肩と言う人も少なくありませんが
肩は胴体が回るから ついでに。。。と言うか
当然回るのであって
肩そのものの横方向への運動は「遊び」であって、
動作ではありません。

スナップショット 1 (2015-07-03 15-51)

ゴルフクラブの形を考えて下さい。
フェースというものがあって
それによって 打撃する箇所があり
そこには打球の飛距離などを決める「ロフト角度」が
機種や番手によって設定されています。
アイアンで言うと 隣同士の番手との「ロフト角度差」は
3~4度・・・・・・ それをスイング軌道の為に
数十度も変えてしまうようなスイング論は
正直、スイング論と呼べる代物ではありません。


肩を体と規定し、腕で「スイング軌道」を作ってしまうと
スイング軌道の課題はクリアしても
打撃時の「ロフト角度」や「飛球方向」の問題が
必ず生まれてしまいます。


常識的に考えて、腕を引っこ抜けば肩から抜ける訳で
肩を回せ とは 体を回せ の意味で
肩だけをまわせ は 腕だけで打て
 と言う意味なのです。

多くのゴルファーは
肩だけを動かす その感覚が
体を動かしている~体をまわしている という
大変大きな過ちの基礎 を刷り込んでしまっています。
そこを修正しないと
スライスとお別れし、ボールを捕まえる日々は
永遠にやって来ません。

それには、やはり静的なアプローチから始めることでしょう

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