ゴルフクラブの真理を追いかけ、重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考えるヘン〇ツ親爺 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ◆電話 046-804-1480 ◆ファックス 046-804-2442 ◆メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp
2021年1月31日日曜日
2021年1月30日土曜日
良質な『右向きのすゝめ』
ハミングバードでは
骨盤、胴体ゴト、股関節を境目に
からだ、上半身をねじらずに
右を向くコトをお薦めしています。
それは何故か というと
ポイントの一点には『股関節』があります。
プロがどうであるか、他人がどうであるか、に関係なく
練習量が豊富でなく、からだのメンテもし難い、
筋肉の鎧で骨や関節を守り難い
アマチュア、オジサンおばさんゴルファーの場合、
上半身をねじらず、
股関節を境目に 骨盤~胴体ゴト 右を向いた方が
体も痛めにくい上に
スイング動作 の時間の中で
✋右股関節よりも 左股関節が低い時間を
たくさん確保するコト が可能になります。
インパクト時の 前傾姿勢
➽具体的には 左股関節部での
大腿骨と骨盤の傾き差 を
維持したいと持っているゴルファーも多数います。
➽先日の記事でとりあげた
ディッシュアングル (左腕とクラブの角度差)
こちらも維持、意識しているゴルファーもたくさんいます。
✋運動が激しく、運動速度の速い
ダウンスイング後半、インパクト前後で
その双方を意識することは 非常に難解 です。
不可能 と呼べるほどの領域です。
✊しかし、ねじりの少ない良質な右向き、
胴体ゴト、骨盤の右向きが多くあれば
その双方の問題は格段に解決し易くなります。
今更、になりますが
スイングの軌道と呼ばれるモノは斜めに傾いており、
ダウンスイングで 進行は 斜め下に向かい
フォローでは その進行は 斜め上に向かいます。
出来るだけ それを からだの回転で というコトになると
その 斜め の源は 前傾姿勢
股関節を境目にした、骨盤と大腿骨の角度差 によるものです。
つまり 右向きのポイントは
胸とか肩が右を向く…たくさん右を向く
と言うよりも
いかに トップオブスイング以降、
切り返し、ダウンスイング以降
左股関節が右股関節よりも 低い時間を確保出来るか
左股関節の方が低いか というコトになります。
その為に 準備にあたる テークアウェイの時点で
右股関節の方が㊧股関節よりも高い状態をつくり、
その状態がより長く維持されるように
しておいた方がベターでしょう。
故に テークアウェイを
◔トップの形や、
◔テークアウェイの為に、
するのではなく
ダウンスイング以降の その股関節の関係
それを考えて 形成すると良いと思います。
角度で言う何度 は 好き好き ですが
✋深い『骨盤の右向き』 や
✋胴体の捻じりの少なさ
(肩周りの右向きと骨盤の右向き差の少なさ)は
スイングの七癖を隠す ほど
アマチュアにとっては 生涯の財産になります。
😢 捻転・・・ 捻じり と呼ばれる
肩と腰の向き差 ですが、
「からだがまわらない」 とよく耳にしますが、
その部分は 意識的にねじり差を創るのは非常に難しいです。
ある意味 「まわらなくて当然」と言えば良いのか、
廻ってしまったら 痛めてしまう可能性や重大な故障
になる可能性すらあります。
からだの構造的に、
率先的に 胴体を捩じるように出来ていませんし、
痛み が伴うので、拒否する気持ち、
怖い気持ちから逃れられないから です。
それに比べると 股関節 は可動域が格段に広く、
繰り返し慣れていけば
かなり 股関節の可動域は広げるコトが可能 です。
私たちの年齢にとって 歩くコト や 姿勢やバランスを取るうえで
とても重要になる箇所で
可動域が広がることは ゴルフ以外にも大変役立ちます。
あまり 具体的な動作… の解説は好きではありませんが、
スイングではなく、下半身、足のドリル と言う意味で
左足が ㊧の股関節を
アドレス時の飛球線反対方向、からだの右方向に
じわ~と押す
✋そして、その時、㊨の股関節よりも
左股関節の方が下になるように押す と
右の股関節は 後方(背後)に逃げ、
結果、として 骨盤が右を向きます。
ダウンスイング以降は
右足 が蹴る訳では決してありませんが、
やはり 右の股関節を
飛球線方向… 回転することを見越して
それよりもやや右目のシャンク方向位に
左股関節を上から抑えるような感じで押すと
㊧股関節は左の靴の上あたりまでは押されますが、
それ以降は 左には行けないので
テークアウェイと同じく 後方(背後)に逃げるような
そんな感じで 左向き になる訳です。
2021年1月29日金曜日
トップ/ダフリ の勘違い
コレについても
ゴルフをスタートした時点で、
軽いヘッド、軽く感じるヘッド(硬いシャフト)
硬いシャフト から 始まるコトが往々にしてあります。
(つかまった球 VS こすった球_Moment(2)
多くの場合、そのクラブが 普通の成人男性向け
であったとしても、始めの内は それ相応な速度で動かすコトが
出来ませんから それはより顕著になったりします。
重めのヘッドや柔らかめのシャフトを打った直後、
かなりの差のある 軽めのヘッドか、硬めのシャフト で打つと
『届かない』 と強く感じられます。
今回は クラブの話し ではありません。
😢トップ ~届かない
😢ダフリ ~届き過ぎ
は その言葉のニュアンスから
ボールとヘッドの高さのズレ 上下のズレ
もしくは 左右のズレによる 最下点のズレ
(主に この左右のズレの方ですが…)
なのですが~~~◉◉◉
✋こんな勘違い をしていませんか❓
✋こんな勘違い をしてきていませんか❓
特に ゴルフ開始初期、キツイクラブを使って
届かなかった、トップした経験、
それを届かせるようにした イメージが スイングを形成している…
そんな可能性があります。
トップとダフリの『勘違い』_Moment
トップのミスは このように
ヘッドがボールの赤道より上に入ってしまい、
フェースではなく ソールで打ってしまう ような状態 で
(結果、としては 角である歯が当たる)
スイングが安定しない や ミスしてしまった、など
ヘッド、ではなく グリップの位置、もしくは通過ライン の
上下の高さ、もしくは最下点を形成する左右のズレ
が 物理原因 です。
トップとダフリの『勘違い』_Moment(2)
ですので グリップ(エンド)の位置 の
上下のズレ、左右のズレ を調整すれば ミスは薄くなる、
もしくは ミスでなくなります。
ボールは球体ですので
ボールと地面の隙間 にヘッド(歯)を入れる のではなく
赤道と地面との間(約2cmの空間)に歯を入れられるよう、
次のショット、または練習で
グリップの 上下、もしくは 左右の調整/修正をすれば良いのです。
ところが
届かない からと言って、ヘッドでボールを探る、
地面にあるボールを拾うような 動かし に変えてしまうケースが
かなり見られます。
傍目から見ると 確かに ヘッドの軌跡、ヘッドの進行は
円を描いています。
最下点 と言う言葉の通り、下がってきたヘッドは
どこかで一番低くなり、すぐにまた上がっていきます。
✋その円弧は からだが向きを変えるから 生まれるモノで
そこでヘッドを、クラブを、シャフトを振ってしまう、
からだの回転でなく、クラブで円弧を描いてしまう と
俗に言う 手打ちの始まり になります。
何らかの理由で 届かずにトップしてしまったショットが
頻繁に訪れる場合、
通過するヘッドの位置を調整するため
グリップの通過ラインや通過点を
からだの回転ともども 修正するコト がミスの修正で
届かないから と言って からだの回転と切り離し
ヘッドを手で円弧を描いてしまえば
全く別なモノになってしまいます。
からだの回転で行っていれば、流れの中で
グリップが移動し、下がっていけば、ヘッドも下がります。
グリップが移動し、上がっていけば ヘッドも上がります。
そのグリップの 通過ポイント、通過方法、通過タイミング
それらを修正するのが スイングの改善 な筈 ですが、
そこで ヘッドを、シャフトを、クラブを 振ってしまうと
グリップの移動とヘッドの移動、
からだの回転とヘッドの回転、
それぞれに規則性がなくなってしまいます。
また からだの回転での円弧 ではなく
シャフト・クラブを振ってしまう 打撃では
ヘッドを下げれば、その構造から
クラブ自体をそのまま 移動させるよりも
クラブを振った方向に より重さが掛かります。
ですので ボールを拾おうとした、届かせようとした
そのクラブの動きが必要以上に
グリップやヘッド、打ち手である自分自身すらも
下がってしまい 届かせようとしたが故に
届き過ぎてしまった も大いにあり得る訳です。
2021年1月28日木曜日
シンプルなスイング構成を
スイング軌道の問題は
その円弧を何で作っているか にあって、
軌道の道筋が 外から、なのか、内から、なのか
は 基本 弾道の方向を左右するだけ で
直接的には球筋とは関係ありません。
直接的には飛距離とも関係ありません。
問題と言う意味では
スイング軌道が 球筋を関係している
と考える方が 問題と言えます。
球筋と関係があるのは
どの軌道であっても その軌道に対する
ヘッドの向き、ロフトの状態 であり、
それも やはり、軌道を何で作っているのか
の問題の方が深刻です。
飛距離は インパクトロフトと軌道の関係であって、
また クラブを動かす原動力が
何かであるか は 運動の速度そのもの にも影響します。
軌道は ヘッドの向きやロフトの状態にも作用し、
かつ そのヘッドの向きやロフトの状態は
軌道そのものにも相互影響を与えるから です。
だから 俗に言う 開いて入り易い アウトサイドイン で
フェースターンで フェースを閉じると
軌道は それを行うよりも急激にインに入り込むが故に
アウトサイドイン迷宮は深まるだけ、です。
また 軌道そのものを手で振っているのに
アウトサイドインをインサイドから、に変えたとしても
より フェースやロフトは開くので
より強い、より激しい フェースターンが必要になるので
インサイド「アウト」にするのは 曲芸と言えるほど
物理的に難しくなります。
軌道があり フェースターンがあり
その双方が作用しあう訳で
フェースターンをすれば、自分の思い描く軌道は変わらず
そのフェースターン具合だけを調整 と言うわけには行かず
フェースターン具合は 常時、軌道に影響を与えます。
手で振っていても 尋常ならざる反復練習で
補うことは可能ですが、おじさんおばさんゴルファーには
それはかなり至難の業です。
ですので
◉規則性の高い、円弧をからだの向きで作る、
◉円弧を作り出す要素を一つにする、
方法を進めているのであって
自分の運動神経や反復練習量に自信があるのであれば
どんな振り方、クラブの扱い方でも
その動きの再現性を高めれば良いだけです。
距離のメカニズム、球の曲がりのメカニズム を理解せず、
軌道のその道筋 と言う 亡霊のようなモノを信じて
追いかけている というのが 弾道を安定させない理由です。
からだの向きで 円弧を作るのであっても
ミスが無くなる、飛距離が伸びる と言う確約はありません。
それすらも 少なからずの反復練習が必要ですが、
その軌道に 軸が無い、 確定要素の少なすぎる
手で振る方法よりは遥かに確実性は高く、
からだの負担は遥かに少なくなる、のだけは確かです。
ゴルフは長きに渡って 楽しむ遊び なので
頻繁に細かな修正が必要になるのですが、
軌道がどこを通るかの論議を追いかけている限り
それは 蜃気楼のように 答えが見つかりません。
ま、それも楽しいんですけどね…。
加齢とともに進む、からだの故障との競争に負けガチです。
始めはぼんやりしたモノ かも知れませんが、
どこに振るか、どこを通すか ではなく、
何が原動力でクラブが、ヘッドが移動するのか
そこに着眼するようになると
スイング造りはかなり かなり明解になって来ます。
それには オーバースペックでないクラブも
かなりのお手伝いになるコト でしょう。
2021年1月27日水曜日
ボールは クラブが、ロフトが上げます
" この道に進んでからTVのゴルフ中継を全く見なくなりましたが、
秋のオーガスタに惹かれて久しぶりにマスターズを見ました。
出場選手のショットのイメージが、
上から被せたフェースが、
体の回転によって遅れながら立ち上がっていく過程で
球をとらえているように(地中に打とうとしているように)見えます。
手を返してる選手などいないことがわかります。
前に店長から映像の見たいところだけ見ようとすると言われましたが、
見え方が以前と違っています。"
コメントに頂いた通り、
距離とスコアの両立が必要なプロ
そして 何年も、十何年も続けなければいけない職業ゴルファー で
アマチュアによく見られる
地面に置いてあるボールをこそぎとるような
(フェース面を常時、円の中心、自分の方に向ける)
前に飛ばすのではなく、ボールを浮かせることに注力
したような打ち方をする人は 殆どいません。
ただ アプローチなど、一部特殊な弾道などが必要な場合、
そういう フェース使い、クラブ使い をするケースもあります。
しかし なんと呼べば良いのか分かりませんが、
仮の このヘッドファースト、フェースを中に向けるアプローチは
成功率の低さ に加え、
距離のロスが非常に激しく、距離感が掴みにくいコトから
振り幅や振り速度、振る大きさと距離が噛み合い難く
試合の中で イチかバチか の挑戦になりますし、
多くの場合は 上手く当たっても かなりショートします。
蛇足ではありますが、
フェースを中に向けるような
ヘッドファースト、ボールをこそぎ取るような打ち方 は
当然、インパクトロフトが増えます。
イコール バンス角度 も増える訳です。
また ヘッドファースト にしますから
体も右に残り 上を向くコトになるでしょうから、
ボールを打つ前に クラブが地面に尻もち する可能性が高い。
速い速度で振れば 少々ダふっても なんとかなりますが、
アプローチなどの 距離調整、速度調整が必要な場合、
とても困るコト になる訳です。
速く振らないと 地面につっかかる、
そこで よりロフトを寝かし、距離を高さに変え
なんとかする訳ですが、距離を高さやスピンに変える というのは
ほんのちょっと 0.何ミリ 0.0何秒のズレで
その配分は大きく変わってしまいますので
いつまで経っても 距離感が掴めない というコトに陥る訳です。
それを フルショットに採用しているのです…。
マスターズに出ているような選手に比べると
年齢も親子ほど離れている アマチュアゴルファー は
女性なども含め 体力も無く、練習量も少ない …
にもかかわらず ヘッドスピードが無いですから
ボールを上げるコト に苦労する
地面にあるボールを浮かせるコト に苦労する
痛し痒し…ですが、そこから始まるんだと思います。
ネットの中のアマチュアのアプローチ 投稿動画 などを見ると
「悩んでます‥」
と言う方の多くが その フェース面の使い方、
ボールを浮かせようとする、ボールを拾おうとする、 です。
(こする つかまえる)_Moment(2)(こする つかまえる)_Moment(3)
昔から
「ボールはクラブが上げる」
「自分でボールを上げるな」と言われますが、
ボールが上げにくい が故に
クラブにはロフト角度があり、
それが故に 棒の延長線上に打点がなく
重心距離というオフセットがあるのです。
ボールをしゃくる、フェースを円の中心、自分の方に向ける
フェースの使い方では ロフトを自分で作ってしまうので
角度の違う番手が有る必要が無くなってしまいます。
2021年1月26日火曜日
テークアウェイ🔴右ひじのクランチ
ハミングバードでは
テークアウェイの右向きと同時進行し、
胴体の右向きを促進させる為にも
右ひじは外目に張る(クランチ)感じで
テークアウェイを取ってみましょう、と推奨しています。
右ひじを外目に張る は
ひじが外目 になるのであって
✖手 グリップ部を外目(この場合は右め)に出す、
✖右腕を使って 左グリップを横に引っ張る、
と言う意味ではありません。
理想的に言えば、グリップはからだの幅の中
右ひじが曲がり、右腕が短くなることで
右に左グリップを引き寄せないようにしたいです。
右ひじが、右腕が曲がることによって
左上腕が横、ではなく、縦に上がる
は 胴体がしっかり右を向いている証でもあります。
↑↑↑ これでは、グリップを右に引き寄せてしまっている、
つまり 胴体の右向きが無く、
右腕を短くすることによって 手だけでクラブを上げている
コトになってしまいます。
また 左腕があがっていないので
この後、「左腕を上げる」という 余計な動作が入り、
シャフトクラスやオーバースイング、
ダウンスイングのからだの大きな動作が始まったら
絶対に動かせない 余計な腕の動作が一つ入ってしまいます。
多少なりとも 慣れ は必要ですが、 …繰り返しますが
🔴右腕が曲がることによって 左上腕が上がる が
右腕の曲がり、左上腕の上がり が
からだの向きと連携して 一つの動作 にしておく必要があります。
右ひじの曲がりと左上腕の上がり はつながっていますから
比較的簡単に可能ですが、
それに 胴体の右向きが付いていないと
グリップが単に右に引き寄せられるだけ
逆に、からだ自体の右向き不足を誘発します。
右ひじを後方に引く感じ、にはなりますが、
それと連携して 右お尻の位置も動かしておく感じです。
左右 と言う意味で 右の肘とお尻の相対関係は変わらない
そういう感じです。
2021年1月25日月曜日
『シャフトの役割』
アマチュアゴルファーのクラブセッティング
シャフトやロフト、クラブ構成を決める境目 は
アイアンのロフトで言うと 27~28度のクラブで
ごく平均的なアイアンであれば 5番もしくは6番アイアンですね、
それで 150ヤードを打てるか どうか になります。
スナップショット 1 (2013-10-12 12-11)
→で、実質はどうか というと
おそらく…ですが、7割…8割のアマチュアゴルファーには
その距離はかなり厳しい、不可能とは言いませんが、
難しい距離 です。
シャフト で言うと
そこが 硬さ SR の境目
ドライバーのロフト で言うと
ロフト10度 の 境目 ですね。
つまり 7割以上のアマチュア にとって
理想的なスペック を ドライバーで表す と
11度以上のロフトの
R以下のシャフト のドライバー というコトです。
11.5~12.0度の Ⓐ-シャフトの硬さ
これ位が 推奨平均値 と言って良いと思います。
でも 実情は 10度のSR 10度のⓈ
11度のドライバーより 9度の方が売れています…。
一般ゴルフショップで11.5度のⒶのスペックを勧められたら
「馬鹿にしてんのか?」になりますよね…。
ロフトを寝かして こすって打っている
というのが ドライバーのスペックにも
はっきりと反映されている訳です。
ネットの時代 というのは
だいたいの場合、キャッチーなコピーが中心になります。
250ヤードだ、300ヤードだ と書いた方が
ユーザーの気持ちはくすぐられますからね。。。
☑シャフトの大きな役割は
ヘッドの重さ、重心位置による特性 を使って
『グリップを押す補助』をするコトです。
→グリップを押す とは
進行方向、打撃方向、飛球線方向に
グリップを先に行かせるコトで
シャフトが硬ければ硬い程
その機能は薄れ、オーバースペックな場合、
それは自主的に、肉体的にしなければならなくなります。
本来、シャフトは柔らかくなる程 弾道は下がり
→グリップを押す、ハンドファーストを促す故
フック回転がきつく成る性能を持っています。。。が
ほぼ100%に近いゴルファーは
シャフトが柔らかくなる程 弾道が高く、
スライスがキツクなります。
そういう意味でも 硬いシャフトと
ロフトの立ったモノは パック とも言える訳です。
シャフトがグリップを押す 実例 ですが…
〇多くのゴルファーは
ドライバーに比べ、かなりキツイアイアンシャフトを使っています。
シャフトの硬さの目安、数値で言うと
ドライバーは平均 235cpm
アイアン(5番) 290cpm です。
ドライバーのその数値でマッチするアイアン(5番) は 250~255cpm
それよりも 40cpm …フレックスで言うと❹フレックス
ドライバーがSRだったら S.SX.X.XX ダブルエックスのアイアンです。
ですので ドライバーのボールの置き位置は
ティーアップしているとは言え、左足のかかと線上 ですが、
アイアンは からだの真ん中
その差はボール4個分以上 あるのですが、
そこまで中にいれないと 届かない、打てない、
つまり シャフトに押されない というコトを
実は多くの人は体感しているのです。
2021年1月24日日曜日
腕の三角形(トライアングル)論
スイング論で よく腕と胸で作る
三角形(トライアングル)をどうするか?
と言う話が出てきます。
2020-12-26_13-52-13_Moment
アドレス時、二等辺三角形 になっている
この「形」を変えない。。。 なんてのも聞きますが、
どちらかの腕(肘)を曲げる限り、それは成り立ちません。
ダウンスイング初動で 左腕を降ろそう をモットーに
考えると この三角形の面 と 体の関係 を
ひねらないコトが肝心になるかと思います。
テークアウェイにおいて
右ひじが曲がる分、左上腕は上がる訳ですが、
この三角形を体に対し ひねってしまうと
ダウンスイング時 上がった左上腕、高くなった左ひじ を
元の状態に戻し難くなります。
2020-10-19_21-38-40_Momentダウンスイングで左上腕を下げるコト のポイントは
その動き が からだの回転とつながり
左サイドが低い時間 ~右を向いている時間を確保、
からだを無理に止めたりするコト無く
左サイドの低い時間 ~右を向いている時間を長く取りたい訳です。
ですので。。。
良くありがちな 左腕だけ 動かして
右ひじの曲がりと左上腕の上りがリンクしない形 で
上げてしまうと
まあ だいたい体はひねられ
へそから上だけを右に向ける
偽装の右向きなのですが。。。
トップ付近での姿勢が 左肩の方が右肩よりも高いような
ダウンスイングで 左サイドの方が低くなる姿勢になり難い、
まず ならない姿勢で始めるコトになります。
背骨には 綺麗に横回転する機能、関節がありませんから
胴体をひねる というのは そういうことにならざるを得ません。
この三角形の面と体の関係
この三角形の面と胸の関係
これをひねった関係にしないのには
上がる時も下げる時も
右ひじの曲がり、外への張り と 左上腕の上がり
が 一つのモノ と考えた方が良いでしょう。
手で上がるお約束のパターンは
左肩や左腕がからだの右にグリップを押す ので
右腕が左腕にかぶられてしまったり、
長く使った左腕に対し、右腕を短くしなければならない、
と言うだけで 右ひじが曲がる、
右ひじが曲がることに機能を持たせていません。
これでは 折角の利き腕である右腕を使えません。
)アプローチや素振り あたりから始めると良いと思いますが、
この面と胸とを出来るだけ ひねらず
🔴右を向く 胴体、へそ、骨盤、アソコを右に向ける、
🔴右ひじをやや外目、やや高めに張る
🔴左上腕が上がる
この3つの動きを一つのユニット として トライしてみて下さい。
2021年1月23日土曜日
『重さ』にどう扱われるか?
一般的には、グリップを支点にヘッドを動かす
ヘッドを振る、シャフト(ヘッド)を返す というのが、
ゴルファーのスイング、クラブ扱いの概念で、
縦横、どの方向で有っても、上げる&下げる
しならせる&しなり戻す、開く&閉じる
という、行きと帰りの2アクションが基本なんだと
思います。(それが間違いなんだけど…)
スイングを改造、改良しようとした時に、
その行きと帰りの二つの動作の
多くの場合、帰りを直すことに焦点が置かれるのでしょう。
はっきり言えば、スイングを改良していくのに
動作を二つにするのではなく、一つにする など、
動作を減らして簡素化していかない限り、
我々は日々、年齢を重ねていく訳ですから
うまく行かなくなります。
ましてや、帰りを改善する場合は
急ぐ、速くする、増やす、間に合わす
など、その二つの動作ですら、うまく行かないのに
さらに、自分に動作を要求することになるのですから
根本的には解決することが出来なくて当然、
と言えるでしょう。
今のスイングをよくする場合、
せめて、帰り(戻り)ではなく、
その戻りを簡易にするための、
『行き』⇒テークバック に注意を
払うべきです。
帰りは スピードが増すのも有り、重力や遠心力など
その名の通り、「不可抗力」が増大しまうから
修正するのは容易ではありません。
繰り返せる「同じ修正」はさらに難しくなります。
スイングもミスは、9割を超えるほどの原因は
体の向きの変更で動かすべきクラブを
腕さばきで行っていることに有る ので
言うならば、腕の運動量が体の運動量と
合っていない状態なのだから、
それを後程、小さな筋肉である、
クラブの負荷がダイレクトにかかりやすい
腕で修正すること自体、間違いなのだ。
だから、何度も言うけど
本来は、動き自体を減らす、無くしていくこと
が最終的な目標なんだけれど、
とりあえずは、行き(てーくばっく)を
体の向きで、体の運動量を増やし
腕の運動量、腕でクラブを移動させる量を
減らすところに注視しなければならない。
ゴルフクラブ は長い棒の先に重さが集中して
その打撃部分であるヘッドはとっても歪な形をしている。
重さも左に動かす時と、右に動かす時、
上に動かす時と、下に動かす時で
同じような感じには全くならないのだから、
これを自分で「操ろう」とすること自体
無理があるし、この概念に過ちの根源がある。
先端に重さが集中していることや
その姿勢や位置によって、重さのかかり方が違うところは
ちゃんと扱うと、自分の方がその重さや方向によって
上手に打たされてしまうように出来ているので
クラブを操る その思い込みから疑っていって欲しい。
だから 是非 一度試して貰いたいのは
クラブ。。。L型ブリストルパターを持っていれば
そのパターが一番分かりやすいんだけど、
トップの位置、姿勢を作った場合、
自分の作る「その姿勢や位置」が
自分そのものやグリップの位置を
次にどの方向に行かせたがっているか
どんな重さが掛かっているか 感じて欲しい。
そして、逆に、自分、もしくは自分のグリップを
次にどこに持っていきたいのか と共通するのは
どのトップのクラブ位置やクラブ姿勢なのか
探ってみる方が、練習場でたくさんボールを打って
出る球(弾道)で、スイングの良しあしを決めるより
数倍、数十倍、実りのある練習だと思う。
2021年1月22日金曜日
インサイドから打つ…とは?
まず 定義として
インサイドから打つとは… から。
ゴルフスイングで言う インサイドから打つ は
スイング動作進行の時間が基準になります。
アドレスした時のターゲットラインの
内側から入りさえすれば インサイド というものではありません。
それには インサイドから打つメリット というのものを
理解する必要があります。
桑田晃_Moment
ひとつは ゴルフクラブ・クラブヘッドの特性として
正しく使えば ボールには左回転が入り易い というのがあります。
左回転の球をうまく使うには
ボールを飛球線よりもやや右目に出しておくのが有効です。
左回転がかかりすぎても 目標から離れにくくなるからです。
そのためには スイングの進行方向を
ボールより自分寄りの内側から入れたいところです。
体の向きによるインサイドでなく
腕さばきによる疑似インサイドでは
軌道はインサイドから入っても
フェースの開き、ロフトの開きになってしまうので
左回転が入りづらく、
右に出す意味を消失する可能性が高くなります。
そこに ローテーションを入れると
今度は ヘッド軌道が安定せず
ボールの出球方向・左右の回転に規則性が生まれなくなります。
次に、スイング動作の進行は
体の向き、胴体の向き、骨盤の向き が基準です。
スイングに 前傾姿勢がありますので
右を向いているうちは 進行方向が低い が入ります。
進行方向が低いですから
ゴルフクラブの重さ、ヘッドの重さ、腕の重さ、体の重さ
などが利用できます。
それがスピードの多少のスピードの助力にもなるでしょうし、
少なくとも スピードの妨げにはなり難くなります。
右向き~進行方向が低い の時間を失ってしまうと
すべてのモノを横に動かさなくてはならず
重さはすべて負荷、動作スピードの妨げになります。
ボールを飛ばすには 強い力で!という意味ではありませんが、
ボールを叩く必要がありますが、
下に向かっているときであれば 筋力に頼らずとも叩きやすいですが、
その時期を失い、クラブを横に動かす時間帯に叩こうとすると
それは筋力が絶対条件になります。
ボールをインサイドから打つ には
二つの条件を満たす必要があります。
インサイドから打つ のは時間次第ですから
まず 右向きを出来るだけ作り
時間を確保しておく必要があります。
前傾姿勢との絡みですから
骨盤がしっかり右を向いていなくてはイケマセン。
次に ダウンスイングでの グリップの移動ライン
ヘッドの移動ラインが 出来るだけ短距離、短時間で
その時間内で済むようにしておく必要があります。
体を回してから クラブを振る
ヘッドローテーションする時間など 全くありません。
ヘッドローテーションをする ということは既に
インサイドから打つ時間を逸している意味でもあり、
よほど 腕力に自信がない限り その方法は
ボールと飛ばすだけでなく クラブの重さとも戦いになります。
右向きはたくさんあるに越しませんが、
そうであっても ダウンスイングの道のりが長すぎる…
グリップやヘッドが体から離れすぎれば
その時間内で収まりません。
2021年1月21日木曜日
ゴルフ用語◆不可抗力
このブログに関連する中によく使われる言葉です。
辞書を引いてみると
人間には抗えない、逆らえない力 一般の事を指します
この言葉は 保険用語や法律用語 不動産用語に中にも
頻繁に登場します。
そして この言葉の反対と言う意味では無く 対になる言葉が
「仕方がなかった」
というのがあります。
車の運転中に頻繁に起こる事ですが
車がカーブに差し掛かります
その車の性能、路面状況、タイヤの性能や状態によって
車は道なりに走ろうとするスピードに対し
外に飛び出ようとする力が働きます
どのスピードからは 各シチュエーションによって異なると思いますが
必ず タイヤの向いている角度よりも ややずれたアングルに
車は進むのでしょう。 確かこれをスリップアングル と呼んでいたと思います
自分の動かした物、自分自身にも 動かした方向やスピード、強さに対し
必ず 自分の意に反するような力が掛かる訳です。
ですから 車の場合 その総合的な性能を超えてしまった場合
外に飛び出るような事故になってしまったりするのです
{運 転 は 気 を 付 け て}
それと同じで ゴルフクラブにも
動かしていない時は 長さ×重さ だけで済んでいますが
動かしている時には それにスピードの二乗倍 以上の力が
かなり複雑に掛かります。
ゴルフクラブを スウィングと言う中で動かせば
クラブ全体には 外に膨らもうとする力や 下に落ちようとする力
クラブヘッドにも 独自にその力が加わり
動かしている最中 ずっと複雑に力が掛かります。
良い練習方法とは言えませんが
人のいない 広い所で クラブを離す スウィング中に放り投げる
指示をされると 意外や意外 初めて行う人は
自分の意図に反した あらぬ方向にクラブを放り投げてしまうモノです
☆ボールを打つ
☆クラブを振る
この行為には 重力が存在している限り
絶対に いろいろな重力 遠心力 等 不可抗力が存在します
殆どの場合 その不可抗力に動かさせられている と言っても
言いすぎではありません。
ある程度 その不可抗力を計算に入れて 上手く打とうとしても
その不可抗力は 全部を計算式に出来ないほど複雑で
特にヘッドを振ろうとしている
シャフトを振ろうとしている ヘッドターンをしようとしている人の
不可抗力は 無限のバリエーションを持っていると言って良いでしょう
それを味方に付けるか あくまでも人力によってそれにアガナウか
そのどちらかだと思うのです
ゴルフクラブの場合 かなり立体的に動きますし
かなり動かすものは偏芯・偏重した物体です
道具…辞書から抜粋してきました
(1)物を作り出すため、あるいは仕事をはかどらせるため、
また生活の便のために用いる器具の総称。
(2)他の目的のための手段・方法として利用される物や人。
(3)仏道修行に用いる用具。僧の必需品や修法に用いる器具
ゴルフの場合 当然 (1)が正しい筈です
人間の体だけでは あんなに遠くへ あんなに正確には
ボールを飛ばすことが出来ませんから…
しかし 道具を持った方が難しくなってしまうのは
(3)の回答です。
本来は 人間が楽をしたい 作業効率を上げたい 為に存在する
筈の「道具」が人間を苦しめる
本末転倒……この言葉、まさにこの為にあるような気がします
人間が1000回も10000回も繰り返し 出来ない動作
答えの出ない動作 ゴルフショット以外に何かあります?
そろそろ その行為 動作
そのモノの目標が間違っている って気付いても良い頃?
じゃありませんかね
楽する為 効率を上げる為
こんな便利な世の中になったのに
道具を持った方が上手く出来ない
こんなコンピューターが進んだのに
基本設計 基本構造は変わらず
原点の形はあまり変化のない ゴルフクラブ
それに「理由」が隠されているって思いません?
それを無視し 体の動かし方ばかり考えていても
こんなにやっても こんな人数でトライしても
こんな長い歴史を過ごしても答え見つからなかったんです
自分の側から クラブを見るのではなく
クラブの側から 自分を見つめる時が来たのでは
ないでしょうか
2021年1月20日水曜日
アプローチから掴む 飛ばすからだの回転
アプローチショット で
是非 覚えて頂きたいのが
ショットの基礎 となる からだの回し方 です。
動作 にですので
コレを言語化するのは非常に難しく
伝わりにくいモノになりがち ではありますが、
その からだの回し方 を
クラブのメカニズム から追いかけてみましょう。
まずは アプローチで言うところの 『距離感』
は ヘッドスピード ではなく、
クラブの振り でもなく
腕の振り でもなく
⇒ からだを回転させる 動作速度 です。
この 『からだ』 というのがどこを指すのか
ゴルフスイングにとっては厄介ですが、
ロフトというコトを考えると 自ずと答えが出てきます。
クラブを振る、腕を振る、
では 例え その速度が上がったとしても
同時に ロフトが増えたり
ヘッドの入射軌道が上向きになったりし
折角、速度をあげているのに
それが距離に反映されません。
アプローチにおいては 「わざと」
そうやって打つコトもない(ポッコン) とは言えませんが、
通常のショットのコトを考えると それは避けたいトコロ。
😢 振っているのに飛ばない のは辛いですね。
足でからだをまわそう とすると
胴体はねじれてしまいます。
胴体を捩じると 腕の長さの関係 が合わなくなります。
足は からだ~胴体をまわす、胴体の向きを変えるための
軸足を作るためのモノで
足を使って からだを回さない とは言いませんが、
向きを変えるための軸足作り ではあっても
廻るコトそのものを足でやるのは ゴルフ向きではないでしょう。
胴体をねじらない で 廻す、向きを変える 感覚は
人によって異なるかも知れませんが、
腰回りと同期して 肩を動かす でも
腰回りと同期して 腕を移動させる でも
どちらでも良く、ようは 胴体が一つのユニットになって
向きを変えられるのであればOKです。
胴体の向きを変えれば 腕も振られるように見えますし、
クラブも振られるように見えますが、
ロフトや入射角度が変化してしまうような
クラブの振り、腕の振りは 距離のロスやミスにつながりますし
胴体をひねる 捻じる は 痛みの原因、
若者と呼べない年齢の人にはお薦めできません。
胴体の向きの変更、からだの周り、回転に対し
クラブヘッドは遅れます。
どうしても 取り戻したくなる気持ちは分かるのですが、
勇気をもって 遅れっ放し で どう打つか、
動作の加速に対し、徐々に遅れる、
徐々に自分にまとわりつこうとするゴルフクラブを
どう フェースの下向きに変えるか は
腕の作業ではなく、腕の付け根の、からだの姿勢次第です。
アプローチの距離感 ⇒ からだの回し具合 は
そのまま 飛ばすためのからだ使い、クラブ使いにつながります。
2021年1月19日火曜日
ウエッジから始まる ドライバーの悩み
☞ハミングバードスポルテ本店
http://blog.livedoor.jp/hbs/
ゴルフショットの醍醐味、である
ドライバーの悩みと言うのは尽きないモノです。
445tl
クラブ、で言えば
ドライバー単品を悩まれる方は多いですが、
アイアンも、ですが、ウエッジの影響は
実はかなり大きいですね。
現在、主流になっている
軽量ヘッド装着の軽量スチールシャフトのウエッジ
なんですが・・・
ロフトの大きなウエッジとは言え
ゴルフのショットにおいて
ボールを上げる、高さを出す
というのは 実は一番の難題なんです。
ロフトがあるから 上がるじゃん!
とは言うものの、
ボールを上げる 一番の要素 はヘッドスピードです。
ところが ウエッジは加減して使うコトが多いですから
ソコはロフトが助けてくれる 筈 なのですが、
まず ヘッドスピードの代わりになるべくの
ヘッドの重さが軽量です。
次に シャフトの硬さ の問題 です。
シャフトは 本来、ヘッドの形状の意味 も含め
ヘッドの重み を使って
打ち手のグリップを先行させる為、
グリップを押す、先送りする役割があります。
ある程度の、シャフトの柔らかさ であれば
グリップは押されますので
インパクトポイントは 飛球線、
右打ちの人であれば 左に押されます。
コレ、同じヘッド、同じヘッドの重量 で
シャフトの硬さが違う 2本のクラブを打てば
体感出来るコト、です。
ダフリ、トップ、チョロ も概ね似た原因で起こるのですが、
多くの方は ダフリ~トップ は
インパクトに対し ヘッドの上下の高さのズレ が
ミスの原因と思っています。
しかし、実際には
インパクトが先にあるか、左にあるか、右にあるか、が問題で
例えば 通常打つよりも
10cmも㊧に、もしくは㊨に ボールを置いた時、
届かない?届きすぎる? という事はなんとなくわかると思います。
特に 今のように 気温が低い中 プレーする場合、
ボールの位置を置き換えている人も居る筈です。
👀右に置いて………そして低温下でプレー となると
シャンクは付いて回るでしょうね。
硬いシャフトはグリップが押されません。
その押すネタ元のヘッド重量も 軽い ですからね…。
ですので ウエッジに限らず、
ドライバーに比べ、アイアンは 10cmも、20cmも
㊨、中に置いて打っている訳です。
そのボールの置き位置の差が大きい程、
そのまま 双方のシャフトの硬さの差 と言えます。
硬いシャフト に軽いヘッド ですと
グリップは押されませんから
インパクトポイントはどうしても ㊨寄りになりがち ですが
それでも届きませんから ヘッドを振らざるを得ません。
ヘッドを振れば、ロフトは増えますが、
入射は緩くなりますので
上がるだけの ポッコン としたショットになります。
ヘッドスピードにもよりますが、
初っ端が上に向かうだけの スピン少な目の緩いショットです。
それをそのまま
今度はシャフトの柔らかいドライバー で行えば
上手く行き難いでしょうねー。
シャフトに押されて インパクトポイントを左に!
と言う習慣がありませんから
✊シャフトはヘッドを動かすモノ と言う観念 と
シャフトはグリップを動かすモノ と言う観念は
似ているようで 大きな違いです。
シャフトの柔らかさが単に ヘッドの遅れになるだけ です。
ロフトの立ったドライバーで ポッコンショット を
打つコトになってしまいます。
機能上、ボールの上がらなさ が距離につながるドライバーを
ボールが上がる打ち方 で行ってしまえば
打ち出しが高いだけでなく
今度はスピードもあるので スピン過多 にもなりかねません。
また ヘッドスピードの速くない方にとっては
そのショットは
ボールに打撃のエネルギーが伝わらず ←こすってしまうので
逆に上がり切らず 伸びきらない球になったり、します。
😢また シャフトを振ろうとすれば
遅れ は ロフトだけでなく、フェースの開き にも
なりますから スライス~こすり球になってしまう・・・
のは ウエッジ、もしくはアイアンショットから来ている可能性
は決して低くないと思います。
2021年1月18日月曜日
からだの回転 スランプのパターン~右向きの質
重要なポイントですが、
ちゃんと意味を掴まないと
スイングの迷路のぐるぐる回りが
頻繁に起こってしまいます。
意味が分かれば
例え、練習に頻繁に行かなくとも、
ラウンド中にスイングに迷いが出た時など
対処の仕方が分かるのではないかと思います。
✋アドレス ~テークバック~トップ
この流れの中での 右打ちの人の右向き
は とても大切ですが、
その大切なモノは
右向きの量 ではなく
右向きの質 です。
⇒からだの回転の役割、意味
✊確かに 質は悪くとも
テークバック~トップ時に ある程度の右向きの量を確保すれば
ダウンスイング~インパクトまでの「時間と空間」を稼げるので
応急処置的には大変有効デス✋
ゴルフクラブ は 長さ(シャフト)があり
一方の端に重さが集中した形状で、
打ち手は重さのないその反対端を持って使います。
そして 打撃部には 距離や回転、上下左右の方向を司る角度
というのが番手ごとに存在し、
それを出来るだけ安定させて使うことが理想です。
故に 出来るだけ毎回同じようにしたい、扱いたいのですが
なかなか上手く行かないのが ゴルフの面白く、難しいトコロです。
スイング動作は どの道 からだ、
良い悪いは別にして、人によって そのからだがどの部位なのかに
差が有ったとしても、 その体を回してボールを打ちます。
✋からだの回転の質
テークバック時の右向きの質 とは
からだの回転する、向きを変える速度や量 ではなく
そのからだの回転、向きを変えるコトが
ダイレクトにクラブを動かすコト、
からだの回転がクラブの移動と直結しているか どうか です。
からだの回転とクラブの移動が直結していれば
テークバック時 右向きの量を増やせば
だいたいのことは解決しますが、
からだの回転とクラブの移動が直結しない
腕で振るスイングにとって、からだの回転の量は
円の量、円を増やしているだけに過ぎず
増やしても その手遅れ量の関係は何も変わらないですから
からだの回転に大きな意味を持ちません。
(手で180度 からだの回転で90度 合計270度 みたいな感じで)
結局、意図的、意図的でないにかかわらず
インパクト付近を手でさばいている、
手を返している、フェースローテーションしているのならば
右向きにはあまり大きな意味がないので
無意識のうちに、いつの間にか 右向きの量が減ってきます。
どの場面においても スイングは
望ましいアクションも、望んでいないアクションも
必要なコト以外は数球で淘汰、自然に消えていきます。
からだの回転がクラブの移動が直結していなくとも
スピードを上げるために 助走路としての右向き は
まあ 正確には右向きではなく、テークバックに似たねじり ですが…
▼量が少ない
▼腕力が低下する
▼握力が低下する
▼アドレス・ボールの位置が悪い
等の幾つかの要素が重なってくると ミスが多発し
それを 本質 である 👉からだの回転で直接クラブを移動させる
という修繕ではなく、もっと強く、速く 手を返すとか
テークバックでのクラブの捻じり方を変えるとか(例えばシャッターフェースとか)
ダウンスイングでよりインサイド、聞こえはいいですが、より寝かす
とかで 応急処置をすると より問題は複雑化し、深みにはまっていきます。
手で振りたくない、ヘッドを返したくない、フェースローテーションしたくない、
人であっても、テークバック~ダウンスイング等で
グリップよりもヘッドを多く動かしている人は
好き嫌いに関わらず ヘッドを返さなければいけないので
ラウンド中、自然と必要性の低い右向きはどんどん浅くなっていきます。
スイング動作中に修正の効く許容範囲を超えると
大きなミスが出だし、そこで右向きを増やしても
単に円弧が大きくなるだけですから 問題は解決しません。
意識や素振り、練習等で
右向きの質、からだの回転の質、意味 というのを
掴むことが 本質としてとても大切です。
からだの回転がダイレクトにクラブの移動につながる
コトが 頭でも、体でも理解出来れば
からだの回転 の 部位として どこがからだなのか も
身に付くようになりますし、
フルショット、ハーフショット、コントロールショット
そのスピードコントロールを どこでするのかも
分かってきますから、アプローチも良くなってきます。
2021年1月17日日曜日
市販のクラブ トホホ体験記
先月、自分のミスから市販のクラブで
ラウンドする体験することになってしまいました。
前回のコンペのラウンド後のパーティでしこたま
お酒を飲んだことによって、何気なく書いた
宅急便の伝票の行先…。
次のラウンドは自分のホームコースではないのに
ホームコースの住所を書いてしまったのです…。
トホホホ…(ー_ー)
ゴルフクラブが届いていないことに焦り
ホームコースのフロントに連絡すると
前日には届いていたそうなのですが、
予約ないのに。。。と不思議に思われていたようで
反省…。落胆…。トホホな一日の始まりでした。
たまたまそのコースが某メーカーと提携していたので、
比較的新しい市販のモデルでその日は
ラウンドすることとあいなりまして候。
今巷で流行の超軽量スチール65グラム…
シャフトの硬さはS…。
スチールをなぜに65グラムまで軽量して、
使うのか疑問を持ちつつ、選択の余地はありませんから
そのまま一番ホールへ。
すでに悶絶クラブは2年以上使っていて、
使いこなしているとは言えないまでも、
ごくごく普通に楽しくごルフは出来るほど慣れてました。
一番ティー前で、丹念に素振りをするも
兎にも角にもヘッドが感じられない…。
「なんだこりゃ……。」
ヘッドが付いていないのではないかと、
疑うほどヘッドが軽い…。
そして、そのティーショットは案の定、
ボールに届かず、コロコロとレディースティーへ…。
そのセカンドショットもまたも届かず、
限りなく空振りに近いチョロ…。
だんだん当たるようになってきましたが、
届かないことを右半身を折ることで、補っているのが
自分でも手に取るようにわかります。
腰の痛みをきっかけに悶絶クラブに
興味を持ったのですが、ああああああ。
そして、これ 当たったとしても
ともかく 飛ばない(';')
自分自身の望む距離を打つのに
歯を食いしばって振らないと
その距離に到底届かないことを実感します。
こんなに振らないと飛ばないのか。。。
こんなに振ったら当たらない、
狙ったところにいくのは一か八かの感じです。
更にびっくりすることが二つ((+_+))
バンカーが出ない、出ない、出ない
出ても止まらない
どこまでも転がってしまう・・・
バンカーの砂にヘッドが触れた途端
急な減速を感じ、重さに負けるとはこのことなんだと実感…。
市販のクラブでゴルフをすると
バンカーを嫌いになるのは必須条件なのかも
知れませんね。
悶絶クラブでバンカーに苦労することは一切ないので
その恩恵もよくわかりました。
そして、思っていた通り・・・
グリーン上で四苦八苦・・・。
ボールが伸びない、飛ばない、転がらない。
だから 真っ直ぐ行かない。
自分のイメージした距離を打つと
はるか手前にショート・・・
何割増し~~と自分に言い聞かせているうちに
距離感そのものが曖昧になってしまい
一日中、距離感がよくわからず仕舞いでした…。
市販のおおきさばかり大きくて
中身がないかるいパターを使うと
ボールの出足は速いのに、中途から
ボールの転がりにブレーキがかかるように転がり
自分のパターストロークのスピードと
ボールのスピードが一致せず、とても苦労しました。
L型ブリストルパターの場合、
ボールの転がりの速さをイメージし、
それ通りにストロークすればいいので
パターは得意。。。となり始めていたのですけどね。
かなりのショックです。
2021年1月16日土曜日
〇ウエッジのシャフトの硬さ
知られざる セッティングの狂い
に スチールシャフトの特性要因 があります。
通常のスチールシャフト には
ステップと言う段があり、
これ によって 強度、硬さを設定する、
つまり 単純構造の金属の筒、中の空いた棒 は
その金属の厚みと太さで剛性を形成しています。
✋シャフトのシールとかが無く
シャフトの硬さを見当付けたい場合、
一段目(ファースト)ステップの位置 が
どの位下にあるか 比較してみると良いですね
アイアンセットは番手によって、長さを変える為
徐々に重くなっていくヘッド重量に相応して 下に行くほど
シャフトは数値上、強く、硬くなっていく のですが、
太さ によって その強度を調整しているスチールは
△下にいくほど 必要以上に硬くなる性質
△ある長さになると 極端に硬くなる性質
△滑らかに硬さが変化しない 特性をもっています。
均等にヘッド重量が増える限り、
通常は ある程度の規則性をもって
150 > 155 > 160 > 165 …と
シャフトの硬さ~振動数は数値が大きくなるのですが、
ほぼ全部、ほとんどのスチール装着アイアンセットは
9番アイアンあたりから ウエッジに向かって
数値の幅が 170 > 178 > 190 > 205
とあまり規則性無く 硬くなっていきます。
そして 現在、アイアンは中古市場以外は殆ど動かない
現状の中で、販売金額を下げる為
#5~PW、#6~PW と ウエッジは別売りのパターンも多く、
それにつれ ウエッジ専用機種は
更に、輪をかけて 硬いシャフト装着のモノが多いのが現状です。
6番アイアン、7番アイアンに比べ
はるかに硬いシャフトの装着されたウエッジ、
……勿論、使用者本人は 『セットの流れ』だと疑って信じない
7番アイアンと同じ感じで振る、打つ と
想定の距離 よりも飛びません。
本来、ロフト角度と長さの違いによる距離 が
同じ感じでは出せず、実は下に行くほど
ちょっと強めに打たないとイケナイ のです。
まだ フルショット の場合、
その差は 若干、ひっかかったり 程度で済みますが、
加減の必要なアプローチにおいては
そのシャフトの硬さ、硬さの差異 が
ミスの大元 と呼んでも過言ではないほど です。
元々 アイアン全体も硬い中で
更に硬いウエッジのシャフト。。。
普通に打てば 届かないか、トップ、ダフリ、
多くが無理に届かせようと ヘッド部を振るコトを覚えます。
ロブショット。。。のような
業界的には グリーン周りの 「ポッコンショット」
これ はなんと言うか、わざと打つミスショットに近いモノ
なんですけれど、それを常用のショット として
多くのアマチュアは覚えてしまいます。
いまとなっては 高齢のゴルファーや女性にまで
スチールシャフトを使わせる時代ですので
性質上、軽いヘッドの付いた
セットの流れよりも 硬いシャフトの装着されたウエッジ で
足元の緩い バンカーショットを打て は
『バンカー苦手製造機』と言って良いでしょう。
2021年1月15日金曜日
スピン量の錯覚・スピンの効き
よくゴルフショップへ行ったりして
ショットの診断をして貰ったりすると
初速・・・ボールの飛び出しのスピード
飛び出し角度や方向、 そして
ボールの回転数~スピン量 というのが出てきますが
このボールのスピン量の単位
例えば ドライバーであれば
2000回転 であるとか 3500回転 が出てきます。
この回転数の基準になる単位は
分、ミニッツ、60秒です。
ドライバーの場合 2000回転/分、
ドライバーが空を飛んでいる時間は平均的には 6~8秒 です。
秒に換算すると 1秒換算では約33回転 ですから
ボールが地面に接地するまでの間 6~8秒
ボールは 多くとも 260回転 しかしていないのです。
通常、ボールは飛んでいくと 空気抵抗によって
回転も鈍く、少なくなっていくので
回転数合計 と言う意味ではもっと少ないでしょう
もしも この弾道が200メートル移動したとすると
1メートル移動するのに1.3回転しか していません。
片や 260回転として
摩擦等を無視し ボールをゴロゴロと転がして 200メートル移動させると
1480回転も必要になるのですからそれが 如何に少ないか分かるかと思います。
ボールの外周は 14センチ弱ですから
空中の移動では 殆ど回転していない に等しい
ほどのスピン・回転なのです。
イメージの中で 巨人の星 の劇画のように
砂煙を巻き上げて ボールが回転する
そんな風に思いがちですが
実際には ボールの回転は非常にスローで
少ないモノなのです。
スピン と言う言葉には微妙に
ハイスキル、上級者のニュアンスが含まれていますが
ゴルフショットはあくまでも
進行方向に対し ボールを移動させるのが目的で
スピンをかける ことは副産物というか
あまり意識する必要のないコト とも言えると思います。
ドライバーの飛びで
飛んでいると空気抵抗などに寄り
どんどん回転は減っていきます。
ボールが着弾した時、その進むスピードと回転数の比較で
そして 着弾した時の落下角度
それの兼ね合いで スピンがかかる かからない が発生します。
ですので ドライバーであっても
スピンが効いてしまう人もいます……いますよね🙅
ドライバーという クラブの中で一番ロフトの少ないクラブ
ですら スピンが効いて、止まる とは言えないまでも
前進にブレーキがかかってしまうのですから
アプローチの際、ロフトを開いてスピンをかける思い込みは
あまり意味がない、リスクの高い発想なのです。
スピンが効くか、効かないか は
ボールの進む速度、残存しているボールのスピン
そして着弾角度の組み合わせ ですので
アプローチで スピンが効き ブレーキがかかる状態は
無限な組み合わせがあります。
自分にとって 一番出し易い 繰り返し出せる
組み合わせを見つけられるといいですね
勿論、アプローチでね🤕
2021年1月14日木曜日
ドライバーとアイアンの噛み合わせ
ドライバーとアイアンの噛み合わせ
弊社、ハミングバードは
重たいヘッド(市販品アイアン 240g ⇒ 300g)
柔らかいシャフト(市販品アイアン 290cpm ⇒ 170cpm)
という 俗称『悶絶クラブ』が売り なのは確か、ですが
重要なポイントは クラブセッティング でもあります。
…セットの流れ ですね。
今日も相談を受けた訳ですが
その悩みの始まり は ドライバー です。
現在の一般的な ドライバーとアイアン は
硬さ SR基準で言うと
ドライバー 硬さ-振動数 240~250cpm それ以下の場合もあります
5番アイアン 硬さ-振動数 300~320cpm それ以上の場合もあります
その上、ヘッドの大きさが異なり
ドライバー…重心距離 40mmオーバー/おそらく42mm
アイアン……重心距離 33~36mm
。。。感覚として、数値として同じ重量でも
重心距離の短いモノほど、軽く感じます△
シャフトが長く、アイアンに比べ 遥かに柔らかい 重心距離の長いドライバー
シャフトが短く、ドライバーに比べ 遥かに硬い 重心距離の短いアイアン
ごく一般的な、ヘッドスピード相応のセットであれば
ドライバーとアイアンの硬さの差は 4フレックス近くあります。
ドライバー基準(R)にすれば アイアンは XX の硬さ
アイアン基準(R)にすれば ドライバーは L以下の柔らかさ。
これを交互に使う訳です。
冷静に、客観的に見れば 上手く行く方が不思議 な程の差です。
。。。ボールの置き位置にも かなりの違いが出そうな差 ですね
例えば アイアンをセッティングした としましょう。
ヘッドの番手間の重さの差
半インチ短くなることを前提にした
番手間のヘッド重量の推移は 7~8g です。
これに 仮に 振動数/硬さ 250cpm のシャフトを組む とします。
そうすると 5番アイアンを皮切りに
6番…7番… と 重くなる分、短くなる分
250 > 255 > 260 > 265 > 270cpm……と
振動数はある一定の割合で増えていきます
ですので 250cpmの5番 に対して
8番アイアンは 一インチ半短くなる分
数値、としては 265cpm 位が適当、
数値は異なりますが、似た感じ、似たタイミングで打てる「流れ」です。
5番 250cpm(硬さ/振動数)
6番 255
7番 260
8番 300 …流れでは265の筈
9番 270
PW 275
とこらが 8番アイアンだけ セッティングミスし、
振動数 300cpm で仕上がったとしましょう。
硬さ で言うと R と X の差位
8番アイアンだけ 硬く仕上がってしまいました。
かなり大きな差 ですね・・・。
車 で言うと タイヤ 4本4か所の内、
1本一か所だけ まったくサイズの異なるモノ が
ハマっているような状態です。
車・・・であれば クレーム。。。以前の状態 と言えます。
ところが ゴルフクラブでは往々にしてこういうコトが起こります。
その8番アイアンを練習で常用していた、としたら
コースでアイアンショットはどうなるでしょう?
練習で打ち慣れている 8番アイアンよりも
4フレックスも柔らかい他の番手 上手く行くでしょうか?
その8番アイアンの練習は 本当に練習の意味を成すでしょうか?
一般的には Rの硬さのシャフト と Xの硬さのシャフト
これを交互に打つと
Rの硬さのシャフトが上手く打てていれば
Xのシャフトは届かず、トップ気味、ひっかり気味、飛距離不足
Xの硬さのシャフトが上手く打てていれば
Rのシャフトは届き過ぎ、ダフリ、てんぷら、飛距離増大
になりがちです。
そして それを更に混迷させるのが
打つのは機械でなく人間なので
そういうミスが出れば 修正が入りますから、
何球目か打てば、その逆の結果も生まれ易くなったりします。
スイング造りも兼ねていれば
もうスイングが悪いのか、クラブが悪いのか
訳が分からなくなるのは当然と言えます。
少なくとも 同じような硬さ、流れがある
クラブで交互に打つよりかは 困るコトが増える のは
想像出来るでしょう。
その同じことが ドライバーとアイアン の関係にあるのです。
2021年1月13日水曜日
トゥダウンは重心位置のズレ分しかしない
ゴルフクラブのカタログなどを何気なく見ると
【重心距離】 ヘッドの重心… 重量の中心点
そこから、シャフトの中心線までの垂線(垂直)な距離。
ここまでは 客観的な事実で、異論の挟みようがない
クラブを比較したりする時に、参考になる比較データの一つと言えます
ところが、この先にその用途を示すような
但し書きというか、非常に誤った解説が付いており
これが「ゴルフ取扱説明書」の意味合いも含んでいるので大変厄介である。
重心距離の短いモノはフェースが返り易く、
操作性に富みます。長いモノは リストワークが使い辛い ですが
スウィング軌道は安定しやすく、スピン量が増えるため
ボールが上がり易く、かつ止まり易くなります。
こんな解説が添えられるのです。
ここには 二つのあまり芳しくない意味が内包されています。
ひとつは ➀ヘッドは回転させて使うモノ と言う意味。
このカタログの説明では あたかもヘッドは回転させて使うモノ
というのを想起させます。
ゴルフのスイングを作るイメージとして
このような 何気ない刷り込みが実は一番怖いような気がします。
そして 二つ目は
②トゥダウン というモノが概念として存在していません
トゥダウン とは
正しくゴルフクラブを使うと 速度が上がってきたとき
自然に ヘッドの重量の中心点が
握っている棒(グリップやシャフト)の軸線上、延長線上 に来る仕組みです。
ゴルフヘッドにとって 重量の中心点とは すなわち
一番効率の良い打点、
ファジーな言い方をすれば ヘッドの芯 です。
正しくゴルフクラブを使えば オートマチックに
ヘッドの芯が 握っている棒の先に来るので
ヘッドの種類や重心位置の違いなどを気にせず
棒そのもので打てば良い仕組みになっています。
そして シャフトは剛性さえあれば
どんなに柔らかくとも その重心位置のズレ分しか
トゥダウンしません。
ですので このサンプル動画では
44インチで 振動数102cpm という
市販のクラブの 1/3の振動数 という
俗に言う ふにゃふにゃ のシャフトであっても
インパクト時には そのズレ分だけ垂れている状態になります。
まあ スイングを見ている限り、 その硬さ₍柔らかさ₎とは
誰も気づかないでしょう。
このトゥダウンがあれば
自動的に一番美味しい所が打点に来るのです。
ですので アプローチなど 硬いシャフトを使っていると
振りが速くない時 そのズレが解消せず
そこにネックが来てしまうのが シャンク です。
十分な柔らかさのシャフトを使っていれば
振りが速くなくとも、そこに打点が自動的に来てくれるモノ なのです。
2021年1月12日火曜日
ゴルフクラブ選び の 典型的パターン
☞
平均的なオジサンゴルファー の
クラブ構成を推測、想像し、
どんなことが起こり得るのか考えてみます。
ドライバーは 某社の人気ドライバー
全体のパイが極端に減ってはいますが、
いまだ人気度は高く、
実はその秘密はシャフトの「柔らかさ」にあったりします。
他社メーカーに比べ 同じSシャフト・Rシャフトでも
振動数でいうと 20cpm以上低め に設定されています。
フェアウェイウッドを得意! というゴルファーは
多くないので ドライバーと別の銘柄 や
昔のものを バックの重し 程度に入れているケースは
少なくないようです。
ドライバーと比べ 1スペックも2スペックも硬めのシャフト…
それで「地面に置いてあるボール」を打つのですから
苦手の解消どころか、ゴルフバックの飾りになるのは
致し方のないところ・・・。
811-6
ユーティリティ。。。と呼ばれるクラブですが・・・
流行もありますが、単価もフェアウェイウッドに比べ安く
(アイアン用のシャフトの方が価格が抑えられますから)
フェアウェイウッドの構成やアイアンの番手始まり によって
1本~3本位入っています。
このクラブの存在は微妙で
ドライバーよりもかなり硬く、フェアウェイウッドに近い硬さ、
そして アイアンよりもやや柔らか目の存在です。
たまに・・・ ですが 当たれば飛ぶけど
いまいち不確定要素の高いクラブ といった感じになるでしょう。
問題なのは アイアン です。
メーカーの売る側の都合によって
単価を抑えるため
軽量スチールなど スチールシャフトのセットしか
店頭には並ばない状態です。
理由は分からないのですが、
軽量スチールが主になって以来、
ヘッドは軟鉄、小振り化が促進され
どんどん ヘッドは軽く、小さくなっています。
ドライバーの大型化に反して…です。
・・・本格的志向・・・が理由かな???
ドライバーの硬さが230cpmとすると
アイアンはそれは 290cpm
230cpmに相当するアイアンの硬さ
同じ。。。と考えられるアイアンの硬さは 250cpm前後ですから
4スペックは硬い のです。
ドライバーを R シャフト とすると
アイアンは X 相当の硬さ ということです。
コースではそれを 交互交互、一球ずつ交互に打つのですから
ドライバーがうまく行けば
アイアンはトップ、ひっかけ
アイアンがうまく行けば
ドライバーはダフリ・天ぷら・右への押し出し(スライス?!)
になって当然と言えば当然なほどの違いです。
空中に浮いているボールを打つ 柔らかいシャフトのドライバー
地面に置いてあるボールを打つ 硬いシャフトのアイアン
練習でもアイアンがボールに届かないトップ
届かせようとして届きすぎるダフリ の頻度が多くなり
ドライバーに似たボールの置き位置ではうまく当たりませんから
徐々に徐々にボールは中、右寄りになってきます。
番手によっても違ってきたりします。
ボールを中に置くと
トップ・ダフリの上下のミスは減るかも ですが
今度は 右左への左右のミスが増えてきます。
練習・・・は圧倒的にアイアンショットが多いですから
そのアイアンよりも かなり左に置いてあるドライバーにも
その左右方向へのミスが増えてきます。
ljpo
シャフトが硬い ということは
ヘッドの重さが感じにくい・・・ということでもあり、
アイアンはドライバーに比べ ヘッドが小振りですし
スチールシャフトなので ヘッドのそのものも軽い、
しかも 当たり前ですが、ドライバーよりも短いアイアンで
練習を繰り返すと クラブを振り回すスイングは自然に自然に
体に刷り込まれていきます。
有名メーカーのクラブは間違っていない
最新のクラブは間違っていない
間違っているのは自分、自分のスイングだ と
何が何だかわからなく、ただボールを打ち続けることが向上
を信じて 迷路の深みにはまっていくのです。
2021年1月11日月曜日
ゴルフ用語 ◆重心距離-
【重心距離】 ヘッドの重心… 重量の中心点
そこから、シャフトの中心線までの垂線(垂直)な距離。
ここまでは 客観的な事実で、異論の挟みようがない
クラブを比較したりする時に、参考になる比較データの
一つと言える
ところが、この先にその用途を示すような
但し書きというか、非常に誤った解説が付いており
これが「ゴルフ取扱説明書」の意味合いも含んでいるので
大変厄介である。
重心距離の短いモノはフェースが返り易く、
操作性に富みます。長いモノは リストワークが使い辛い ですが
スウィング軌道は安定しやすく、スピン量が増えるため
ボールが上がり易く、かつ止まり易くなります。
こんな解説が添えられるのです。
明らかに支離滅裂な 誤った誘導 と言えるほど
酷い解説です。
この文言であれば、スウィングはリストワークが
必須条件のような書き方で、クラブ扱いは
フェースターンが絶対に必要なニュアンスを過分に
含んでいます。
ゴルフのスウィングはクラブからしか教われない。
自分は長年、クラブに触れ、クラブを創り、
お客様に提供してきました その結論としても
その考えはまったく揺るぎません。
なんチャラ、かんチャラ と理屈をこねまわすのも
クラブからの発信される その言語を通訳しているに
しか過ぎず 結局のトコロ、ゴルファーが
ちゃんと情報を発信してくれるゴルフクラブを持って
聞き耳(感じる事)をしていれば
そんなに長い、多い時間と練習でなくとも
クラブ扱いは身に付くし、一度覚えれば
遊び、楽しみのレベルであれば メインテナンスは必要が
無いと言えるでしょう。
では 重心距離に付いて 解説してみましょう。
重心距離はその言葉に含まれている通り
重さ に対する言葉です。
単純に考えれば (ヘッド重さ)×(重心距離) が
クラブヘッドの実際の重さ・・・使用時の重さ
とも言える訳で 同じ重さであっても
重心距離が長いもの程 重いのと同じになります。
ですから もしも クラブを操作する というのであれば
ヘッドが軽くなる要素の方が 扱いは簡単になる
ということを カタログなどは曲解して書いているに
過ぎません。
そもそそ フェースターン というのはクラブを「正しく」
扱うコトにおいては 禁忌(タブー)に属する訳で
フェースを30度ターンさせるということは
ボールの飛びだす方向も30度の広角
ロフトも30度の変化...オリジナル状態から±15度も
幅をもたせ それが双方合致して動く訳では無いのです。
しかも 体の向きを変えて作るヘッドの円弧に対しては
ライ角度分 60数度 立体的に違う角度 違う大きさの円
と造ることになりますから
そのヘッドターンによって 作り出す円弧によって
スウィング自体の円弧も影響を受け、当然左右されるのです。
そう考えていくと 昨今のクラブが 誤ったスウィング概念
の元に 軽いヘッド 短い重心距離 硬いヘッドへと
突き進んでいるのも理解出来てきますし、
本来は 知恵や経験、感情のコントロールを主体とする
脳みそのゲームである筈なゴルフが筋肉と修練によって
体を酷使するゲームに変わってしまったのも
うなずけると思うのです。
シャフトの話になってしまいますが
最近のシャフトの傾向は 如何に安く壊れないものを
作り販売するかに集中しており
スポーツや娯楽、余暇を楽しむ用品の部品というより
まさに耐久消費財と化しています。
そんな折、シャフトの動き と問うのは意味がないかも
しれませんが、 シャフトの動く総量というのは
硬さにダイレクトに関係なく 重心距離分のみ
(正確にはそれに重心深度も加わるのですが)
なのです。
また 誤解の無いように補足致しますが
重心距離とシャフトの中心線とのズレ分 動く
とは言っても シャフトは動かすモノ ではなく
放っておくと動くモノ というか ずれるモノで
シャフトの項でいつか説明しますが
シャフトは ヘッドを如何に動かさないか
という為に やわらかさ があるので
シャフトが硬いから ヘッドが動かないのとは
ちょっと意味が違います。
(とんちのような言葉ですがね)
シャフトが柔らかければ、使い手の不正確な動きや
雑な動き、多少の動きのミスは緩和、吸収して
しまいますし、ヘッドの重さ、姿勢、位置などを
使い手に伝える能力も高くなります。
また シャフトの持つ最大の機能である
クラブを動かす方向やタイミングの指示 などは
柔らかければ柔らかい程 大きな声で発信されます。
スウィングで力むほどのクラブからの発信は
純粋に クラブが嫌だ!そのタイミングや方向では
ない! と叫んでいるのですから
上手くいかないからと 何も「言葉を発しない」
硬いシャフトを使うことに逃げるのは
言い過ぎかもしれませんが クラブに対し失礼な気がします。
2021年1月10日日曜日
ドライバーの悩み…?
【ドライバーを悩み、いろいろ模索されているお客様への回答です。】
ショット、ドライバーに関してのお悩みというか 相談ですが、
ドライバー単体もそうですが、
クラブセットとしての流れ が悪いような気がします。
お使いの C社 もしくは T社な訳ですが
それに対し、アイアンは一般的なモノ 軟鉄ヘッドにスチールシャフト
と言う組み合わせと思われます。
ヘッドスピード等から考えますと
軽量スチールではなく、ごく普通のダイナミックゴールドあたり
かと思われますが(軽量スチールであっても問題は変わりません)
ウッド…ドライバーの方は 硬さ-振動数250~260cpm それ以下の場合もあります
アイアン…5番アイアンで 硬さ-振動数 300~320cpm それ以上の場合もあります
その上、
ドライバー…重心距離 40mmオーバー/おそらく42mm
アイアン……重心距離 35~37mm
シャフトが長く、アイアンに比べ 遥かに柔らかい 重心距離の長いドライバー
シャフトが短く、ドライバーに比べ 遥かに硬い 重心距離の短いアイアン
正確な数値は把握しておりませんが、ごく一般的な、ヘッドスピード相応のセットであれば
ドライバーとアイアンの硬さの差は 4フレックス近くあります。
ドライバー基準(R)にすれば アイアンは XX の硬さ
アイアン基準(R)にすれば ドライバーは L以下の柔らかさ です。
これを交互に使う訳です。
冷静に、客観的に見れば 上手く行く方が不思議 な程の差です。
。。。ボールの置き位置にも かなりの違いが出そうな差 ですね
スイング造りなども含め、練習での球数はアイアン、アプローチが多いかと思いますが、
俗に言う 自分の打ち方は アイアンのヘッドの重さ、シャフトの硬さ、重心距離 で
造られる可能性が高いでしょう。
そこに アイアンに比べ LADIES以下に相当する柔らかさの
重心距離の長く、深い、ドライバーが入るのです。
それが 特に苦労するヘッドスピード帯でもあります。
スライス抑制を謳う T社製ドライバー は重心距離も長く、重心深度も深い
おそらく シャフトももう一方に比べ、柔らかめと思われます。
一般論で言う スライス抑制が効いたタイプのモノ が
より違和感を生むこと、過度に㊧行き左曲がりの低い球か
ロフトが立っているのに 上に逃げる右行きの球にいずれかになりガチでしょう。
ドライバーのお悩みに対する回答になったか、どうか分かりませんが、
セットの流れの構築 と言うのが大きな課題のような気がします。
現在、アイアンに問題がないから… と言って
それを基準に、アイアンの硬さに合わせた ウッドではあまりにきつ過ぎます。
関節等を傷める可能性も高いでしょう。
ですので ドライバーを上手く打たせるための
アイアンヘッドの重さ、アイアンシャフトの硬さ(この場合は柔らかさ)
どれを打っても、違和感、タイミングの相違の無い セット構築、
また 将来を見越した(加齢)に対する
クラブを通しての自然なスイング形成 のためには
全体の硬さを程よく落とした「本当の意味でのセッティング」をお薦めいたします。
そこそこにヘッドスピードが有りますので
特にシャフトの硬さの差異、相違が顕著に出易くなりますので
もしよろしければ 試打クラブもご用意出来ますので
ドライバーを上手く打たせるための アイアン や
セット(試打の場合はセット、と言うわけには行きませんが)
噛み合わせ としての ウッド、ドライバーとアイアン
というのを 一度考えてみても良いかと思います。
2021年1月9日土曜日
ハミングバードと『柔らかいシャフト』
20数年前の話になりますね
その頃は ゴルフクラブで言うと
キャロウェイのビックバーサやセイコーのSヤード
なんて お化け商品の有った時代です。
ハミングバードはオーダーメイド、カスタムメイドの
ゴルフクラブのお店ですが、
開店当初はオーダーメイドのお店のお約束
グリップ交換が主たる仕事で、
ゴルフ場やゴルフ練習場を回って
グリップ交換のクラブを集めては
グリップを入れていました。
時間とともに リシャフト… シャフト交換
の仕事も入ってくるようになるわけですが、
そこで 始めに大きな疑問を抱くようになります。
その当時のハミングバード基準では
👹 硬いシャフトは 45インチで振動数 250cpm以上
ちなみに今の基準だと 硬いシャフトはドライバーでは190cpm位でしょうか
位だったと思います。
リシャフトをお願いされて →交換する。
練習場にも頻繁に顔を出していましたから、
調子を伺うと 「いいねー よくなったよー。」と
ま お世辞交じりでも言ってくれる。
しかし、その手のリシャフトをしたお客様の多くは
数か月、半年もしないうちに 新しいクラブに替わっている…。
なんか それが腑に落ちない のです。
壊れてもいない ドライバーのシャフトを
数万円かけて 選び、装着しなおしたもの
その寿命がほんの数か月。。。。
これはいったいどんな意味があるんだろうか…。
そのリシャフトした シャフトの特性 と
次のクラブや、次のシャフト機種 への
つながりや発展がまるで見えてきません。
なんとなく、なんとなく ですが
着せ替え人形のように 単にファッション的な感覚で
シャフトを入れ変えたり、クラブを買い替えたり
しているような気がしました。
そんな時、あるシャフトに出会いました。
そのシャフト その機種は
シャフトの振動数を 硬さ毎にかなりきっちり分けていて
5cpm毎に11種類もの硬さ、フレックスが用意されていました。
今でこそ シャフトの目の見える部分に
硬さ表示がされていますが、(2005年位からだと思います)
当時はシャフトの見える部分には
硬さ表示はなく、硬さはグリップの中の隠れた部分に
あったのです。
そこで その11種類の硬さを
全く同じヘッド(重量も含め)、全く同じ長さ
同じグリップで仕上げ、2か月位に渡り
延べで100人近い人に打って貰ったのです。
45インチ 200gの11度のロフトのヘッド
スイングウエイトは D-3位だったと思います。
練習場での大々的な試打会もしました。
若い人もいれば、年配の方もいます。
シングルハンディ、ゴルフ歴30年を超える人や
始めたばかりの人もいました。
同時にヘッドスピードも計測していましたので、
ヘッドスピードは50を超える人から 30台の人まで
色々いらっしゃいました。
平均的には 40前後という所でしょうか…。
✊驚くことに そのテストをして頂いたお客様の
9割に近い方が その11種類の中で
一番柔らかいものが 一番打ち易く、距離も出る
と
いう結果が出たのです。
特に距離においては ダントツと言えるかも知れません。
一番硬いもので 振動数275cpm
一番柔らかいもので 振動数230cpm
特に 255cpmを超える硬さのモノは
誰一人として これはいい! これなら買う!
とは言いませんでした。
そして 同時に、 その目隠しの硬さ を
どんな順番か、どれが硬く感じ、どれが柔らかく感じたか
ほぼ全員のテスターに評価してもらった結果、
なんと 実際の硬さを全く逆な、反対の
硬いものほど柔らかく感じ、柔らかいものほど硬く感じた
という評価が半数を超えたのです。
とても興味深い二つ結果で
柔らかいものほど 方向性も安定性も距離も優れ、
人間の感じる シャフトの硬さは
実際のシャフトの硬さ通りではない
ということでした。
2021年1月8日金曜日
スプリットハンド から分る『軸運動』
]
動画では判り難い かも知れませんが、
右グリップの移動する量 と 左グリップの移動する量 が
かなり異なります。
スプリット…両手を離して持っているので
強調されていますが、基本は同じです。
ハミングバード式(仮称)では
右グリップと左グリップの移動量も、移動方向もほぼ同じ です。
それによって 腕の長さの調整などが要らず、
左半身 と 右半身が同じ量だけ動き易いので
意識は一切していませんでしたが、 (結果論ですが)
よく言う 軸運動 というコトになります。
それに比べ 一般的に行われる ハンドターン式(仮称)では
倍とまでは言えないですが、明らかに
右グリップの移動量の方が左グリップより多いです。
また、ターンが必要な為
移動していく方向も 右と左では異なっています。
この 両グリップの移動法 では
右/左のそれぞれ半身 は同じように動くことが出来ません。
また 両グリップの移動方向が異なるため、
㊧グリップ~左半身は横方向の移動が強く なりますが、
㊨グリップ~右半身は縦方向の移動が強く なりがちです。
右グリップの移動量を増やしたいので よりそうなる傾向は強いでしょう。
これでは 軸が左右の真ん中にある運動は難しくなります。
!肩を縦にまわす なんて理論は
ここから派生しているのかも…知れません。
逆に言えば 左右のからだ、左右のグリップが
同じ量、同じ方向に動いてしまっては
手を返すこと(フェースローテーション)が出来ない訳ですから
からだ の役割は それを耐えるため 止まる
動くのを我慢する というコトになるのですが、
それを「からだを使って」と言うのは、ちょっと的外れに思えます。
からだの厚みのコトは抜き にしても
㊧半身/㊨半身、その移動が同じように
同じ方向に 同じ量 動くからこそ
からだの真ん中に 「軸」 が形成されるのでしょう。
だとするならば、からだの両脇にある腕
そして 両グリップは
同じ量、同じ方向に動かさないと
それを作り出すのは難しくなる…と思いませんか❓
両腕が、そしてその付け根が、
そして 両グリップが
似たような量、似たような方向に動くことが
『からだの回転で打つ』 なのではないでしょうか❓
ハミングバードでは この両手使い を
「スイングに組み込んだ形の刷毛塗」と呼びます。
2021年1月7日木曜日
ショットを簡単にする3要素
例えば のはなしですが、
これは本人に確認はしていませんので推測に過ぎませんが
横峯さくらちゃんのスイングは
あきらかに 幼少の頃…小学校かそれ以前の体験でしょうね。
お父さんの使わなくなったクラブを
その時の身長に合わせ、切って使って
スイングを覚えたのでしょう。
ジュニアゴルファーには多いパターンだと思います。
男性用のクラブを 小学生のサイズに切って使えば
元々男性のクラブですから 小学生の女子にはきついですが、
硬くて、ヘッドも感じにくい 長い棒 です。
シャフトが適切な硬さでヘッドの重さも感じられれば
あそこまで深いトップを造れば
ひっくり返ってしまいますから
抑制されている筈です。
悶絶クラブを作り、
お客様にご提供させて頂いて
長い時間 お客様のスイングの変化を見ていると
例外なく お客様のスイング というか
『トップ位置はコンパクト』になってきます。
そこの部分は何もアドバイスしなくても
自然と、必要以上に深かったトップは
削り取られていくのだと思います。
硬いシャフトに慣れた方は
当然 硬いシャフトをしならせて しなり戻す
ことをスイングだと錯覚していますし、
ヘッドを返すスイングをしたい人にとっては
どちらが鶏で、どちらがタマゴかは人それぞれですが
アップライトな、小振りなヘッドを好むようになります。
小振りな 重心距離が短い クラブは
商品として 硬いシャフトが入っているケースが多く、
それに伴いヘッドも軽いですから
本能的に 速く振ることで打撃のエネルギーを作り出そう
としているのだと思います。
速く振ること自体に
良い悪いはありませんが、
その手のクラブを、その手のスイングでショットする人は
テークアウェイのリズム感も異様に速く
閉まりかけた電車の扉に間に合わせるか のように
急いでスイングしますから、
ミスのやり直せる練習場では良いのですが
コースへ行くと苦しむと思います。
技術論 ということでなく
基礎論 として
ゴルフショットをやさしくするのは
①することを減らす
②する速度を遅くする
③スイングを必要最小限の大きさにする
という事だと思います。
グリーン周りの アプローチで
ウエッヂで無理に高い弾道を選ばず
8番アイアンで転がすのと同じです。
以上の3項目で
問題になるのは
することを減らし、する速度を遅くして
スイングをコンパクトにしても
望む距離が打てるか どうか であって
スイングは ヘッドスピードの数値なんてのは
ゴルフそのものに何にも関係ない訳ですし、
スロープレーは問題ですが
自分の番の、自分のスイングに
そんなに慌てて スイングする必要もありません。
することを増やして
する速度を上げて
スイングを大きくする
というのは一見すると良さそうに見えますが、
勿論、飛距離は重要ですが
ゴルフショットの場合、逆にいくらでも飛んでよい
という場面の方が 割合としては圧倒的に少なく
ショットの条件として
打つ距離があらかじめ決まっているケースの方が多い
という ゴルフのゲーム特性を考えると
それをしなくても 望みの距離を打てるクラブを選び
スイングを覚える というアイディアも
ゴルフを上達するための腕前の一つを考えられます。
2021年1月6日水曜日
「その、'からだ' の正面ってどの箇所ですか❓」
『ボールを体の正面でとらえる』 がキーワード
になって 多くのゴルファーはからだの回転を
構成~構築、イメージしています。
一番多く、
年齢によってはからだを壊してしまう典型的な例はコレ
①回すのは肩だけ/腰はいつもボールを見てる…つもり
ひねるのは胴体(からだはゴムか、雑巾か…)
肩だけを回し 腰/骨盤はいつもボールを見てる
(ありえません) …マシーンじゃないんですから 無理無理無理
テークアウェイ で 腰は正面に残し、
肩・胸・腕(含むクラブ)だけを 右に向ける
「確実にボールを当てるには
腰は常時、ボールを向いている方が良い」
という おまじない …実は呪い
(おまじないだけで試験に合格出来たら世話ないです…)
腰/骨盤をボールに向け、ダウンスイングを始めます。
腰は動かしていないつもり でも
スイングは 腕やクラブの元々の重さ、長さ、運動 が加われば
積算で重くなり 300g余のクラブはすぐに
何キロ のモノになり、それには遠心力が加わります。
ダウンスイングで やや下方外方向に 遠心力も含め
不可抗力がかかりますので、定点にあるボールを打つのには
それを相殺する動き(からだを開く、引く)が必要になりますし、
元々、腰/骨盤は固定、肩胸腕だけ回すなんて "不可能" です。
故に テークアウェイ初期(始めの30㎝) においても
勢いをつけて上げたくなるのは 仕方ないでしょうね…。
…だって 本来「痛み」のある動作ですので、勢い付けないと
始められないですよー ええええ~い! って。
からだはだだ開き、開き=左サイドの上がり・右サイドの下がり
になる訳ですから そりゃ こすり(ロフトの開いた)スライス
から始めるのは もう定番、お約束。
その右向き、左向き で
胸肩腕の回転に 腰/骨盤は回さず ずっとボールに向けたまま、
実質、不可能な、危険な動作 の その腰/骨盤 の固定度
と その開いたロフトとフェースの閉じ具合 が
上達の証し って なんの我慢比べ ですか?
まあ 確かに、フェースを閉じるには
左サイド、左グリップが止まらないと
ヘッドがグリップを追い越しませんから そうなんですが…。
②からだは一体、胸も肩も腰も一つの胴体
その『正面自体の向きを変える』
ひねる ひねらないの境目は股関節
速く動けるか、強く打てるか は さておいて
右向きは本当に右向き
左向きは本当に左向き
アドレス時はボールと正対していますが
トップ時では ボールは左腰の横 にあり
フィニッシュ時では ボール(もうそこにありませんが)右腰の横
にあるという感覚です。
…腰痛もち、腰が怖い…ぎっくり腰気味の人がやるべき です。
こう動くと インパクトは自然に ボールと正対した時、トコロ
になると思いませんか?
コレが「ボールを体の正面でとらえろ」の真意です。
2021年1月5日火曜日
ロフトと○○は立てないと面白くない‼
ロフトを立てる(正規のロフトで打つ)
を阻害、邪魔するのは 技術というより、
頭の中にある スイングのイメージの方が大きい気がします。
誰に言われた訳ではないかも知れませんが、
視覚的な要因なのか、スイングってこういうモノ
と言う思い込みが ロフトの立ち の邪魔になっています。
その一つ が
『スイングは上げて、降ろす』
の中身だったりします。
ゴルフクラブは角度の道具なので
ゴルフクラブを単体で動かすのは
得策ではありません。
出来るのならば ゴルフクラブ、クラブヘッドとからだの
相関関係は出来るだけ変えず、
ゴルフクラブを持った 自分が動いた方が
なにかと都合は良いのです。
ですので スイングは上げて~降ろす は
腕、この場合は上腕 ですが、
上腕を上げて、上腕を降ろす のであって
クラブを上げて クラブを降ろす のでも無く
ヘッドを上げて ヘッドを下げる でもありません。
ヘッドとグリップの上下の逆転
それを「上げて降ろす」と考えている人が
少なくない気が…します。
上腕が上がるから クラブがあがり
上腕が上がるから ヘッドも高くなる だけ です。
✋スイングには 向きの変更と傾きがあるので
その量 そのものは そちらの方が断然多く、
腕をあげて 上腕を上げて
グリップが高くなる量は
気持ちの上では 30~40cm程度 で十分 でしょう。
上腕を上げる「角度」と言う意味では
たかだか 20度位で十分と思います。
👉時計の秒針で4分、4秒程度の角度です。
ココの部分は重要なポイントなので何度も書きますが、
アドレス時は 前傾…前に傾いているので
グリップよりもヘッドが下にありますが、
単純な グリップとヘッドの上下関係は
どんな時であっても ヘッドの方が上にあります。
「手」で言えば 親指の方が㊤、小指側が㊦ と考えるのが
普通でしょうから、左手の上に 右手があり、
シャフトを介して ヘッドはその上方に位置しています。
そして
前傾姿勢と体の向きの変更(からだの回転)があるので
さして 腕も上げていないのに
右向きになれば ヘッドの高さは
←← こうなります
このような角度(飛球線後方)から
スイングを見た場合、
グリップの移動ラインよりも
ヘッドは ㊧下方のゾーンに
入ることはないのです。(ヘッドが下がってしまう)
ショットだけでなく、アプローチでも
よく見かけますが、 手さばきだけで上げる
テークアウェイでは
ヘッドがグリップよりも下がってしまっている ので
2021年1月4日月曜日
アプローチは転がしで!
フェースローテーションの多いスイングや煽り打ち
振り子打法を通常のショットに採用している人は
60ヤード以内のアプローチをするのに
上げる、ハイボールを採用することが多いです。
勿論、ハザード越えや深いラフなどでは
そのようなショットを選択する必要はあるでしょう、
しかし、選択の余地があるのならば
上げるショットというのは最終選択
それしか余地が無い場合のみにしましょう。
まず 中途半端な距離 で
ボールをあげる・・・ロフトの大きいクラブで
打つのには、その距離を打つ以上のヘッドスピードが
必要です。
例えば 冬の芝があまり生えていない状況で
パターを使って、30ヤードを転がす とします。
このボールは 多少の起伏は有ったとても
単純には平面上 30ヤード分打ちます。
それに比べ、ボールを高く上げる場合
そのボールの軌道もそれよりも多くなりますし、
スピンや打ち出し角度はより大きなエネルギーが必要です。
距離感が合いにくく、上手に打てばショートし易い。
またロフトの大きなクラブは
構えた時の自分には、大きなフェースに見えますが
当たるボールに対しては、打撃エリアは小さくなります。
そして、転がすことの安全な理由、
ウエッヂであげるよりも、小さなふり幅で
その距離を打つことが出来ます。
上げるショットの場合、上手くボールを打つには
そこそこのスピードが必要ですから
大きく振りかぶらなければなりません。
ですから、ミスをすると倍の距離を打ってしまう可能性も
ホンの目の前にポロッと、と言うことも発生します。
同じ30ヤードを打つのでも
8番なり、9番であれば
ふり幅もウエッヂに比べ、半分以下で済みますし
ロフトがウエッヂよりも立っており
打面が大きく使えますから、
多少、トップしても、ダフッっても 大きなミスにはなり難い
そして ある程度 転がし と言うのが
弾道に入るために、次のパッティングに対し
どんなスピードで転がるのか、
どちらに切れるのか と言う参考にもなります。
まずは パターが使えるか?
出来るだけ、地面から離れないショットを選ぶ
そのボールのスピードを掴んでいき
そのスピード通りに体を動かす
というのが、距離感の基本 になっていくと思います。
また、それをトライしていくと
ゴルフクラブの「バンス」「ソール」と言うものの
役割も理解できるようになると思います。
2021年1月2日土曜日
「フィッティング」の謎
☞
「フィッティング」の謎
ゴルフショップをして約30年、
この業界にかかわって35年位が経ちますが、
いまだ 巷で使われる
「フィッティング」 と言う言葉の意味が掴めません。
私個人、ハミングバードが考える「フィッティング」とは
良い悪いを除き
「年齢も含め 自分の体力に合っているのか」
「セットとしての 流れはどうなのか」
「行き着きたいスイング~クラブの扱いに導かれるか」
これが基準点です。
スイングは主にクラブによって造られてしまう、導かれてしまう、
を念頭に置いて、どんなスイングを造りたいのか
というのが 一番重きを置くところ かも知れません。
✊✊✊ところが 一般的なアマチュアゴルファーの場合
クラブを選んでいく過程で
「上手くなると 硬いシャフトを使う」
「上手くなると 少ないロフトを使う」
「スチールシャフト⇒上級者 カーボンシャフト⇒初心者」
という おそらく スコアを目安にしているのだと思いますが
上手い/下手 が クラブ選びのフィルターとして 重きを置くので
フィッティング イコール フィットする フィットさせる
と言う言葉の意味が難解になってしまいます。
「体力的には全然使えないのに
硬いシャフトを上手くやりくりしているか」
「上手い=硬いシャフトなりの 良いスコアになっているのか」
を評すれば良いのか、それとも
「体力的には合っていませんよ」
「それでは 硬いシャフトのを無理やり使うスイングになってしまいますよ」
になるのか・・・
しかし 後者を選ぶ となると
「体力なりの 柔らかさ のシャフトを選択 するコト」
になりますので ゴルファー基準からすると ✋レベルの降格
シャフトの硬さが 上手下手の目安・・・ ですので
というコトに為ってしまう訳です。
プロの立場から言わせて貰うと
まず フィッティングの基本~原則順 は
❶ セットが一貫した流れ になっているコト
バッグに入れた 10~14本
パターも含めた クラブの 特に「シャフトの硬さ」
「ヘッドの重さ感」などが 流れになっているコトが肝心 です。
❷ 自分の年齢、体力なりに無理のないモノ
多くの方が 捻じり鉢巻をして
自分の 最高ヘッドスピード を基準に シャフトを硬さ
を選んだりしていますが、
そんなのは 生涯を通して、コースでは 「出ません!」
二日酔い気味で回る日もあれば
途中から土砂降りになる時もあります、
微妙に 腰痛を気にしながらゴルフすることもあるでしょう
少なくとも 自分の最低限を基準にして ゴルフクラブを選ばないと
コースに行ったときに クラブに助けて貰えません
❸ 良くも悪くも クラブ によって スイングは影響を受けます。
おそらく 本当のフィッティングの意味はここにある と思いますが、
巷の ゴルフ では 完全に無視されています。
✋どんな風にクラブを振りたいか、扱いたいか、
は その人の体力とクラブスペックの関係 によって
ほぼ 決まってきます。
仮想の未来 を考えるとすると
全くゴルフをしたことのない人に
軽い(小さい)ヘッド~硬いシャフト のクラブ
重い(大きい)ヘッド~柔らかいシャフト のクラブ
の二種類 を渡した時、
同じ人 であっても 双方の一年後の未来 は
全く別なスイングが出来上がってきます。
体力を無視し、無理やり クラブを、ヘッドを振りまわしたい
のであれば 硬いシャフトを選ぶと良いでしょう。
ただし こちらは 肘や手首、首や腰 など を痛める可能性 と
練習の頻度、量を調整する必要が生まれます。
2021年1月1日金曜日
オーバースペックが何もかもを決めてしまいます
シャフトの場合、video_Moment(4)
自分の体力よりもオーバースペックなもの
を使うには こすり打ち、意図的な振り遅れを作らざるを得ません。
そういう意味で 軽量スチールから始まっている
クラブ地獄が アマチュアのゴルフを苦しめている と言えるでしょう。
これには 罠があって それが コトをややこしく しています。
こすり打ちであっても 振り遅れであっても なくても
ヘッドスピードが速い方が飛ぶのは確かです。
振り遅れでない、ちゃんとクラブを使えるのと
振り遅れで こすり打ちになってしまうのでは
ヘッドスピードを 10%向上できた時(ありえませんが)の
飛距離の増え方がまるで違います。
例えて言うのなら
普通に打った時と
ウエッヂをロブショットした時 の様な関係です。
同じ15ヤード距離を伸ばすのでも
振り遅れでないスイングでは ヘッドスピードは3ms弱上げれば伸びますが
おそらく 振り遅れのこすり打ちでは 5ms上げてもいかない かもです。
振り遅れやこすり打ちでは
シャフトは勿論ですが、ゴルフクラブの力によって
ボールを伸ばすことはかなり難しいでしょう。
重くすれば振りにくくなりますし
飛ばすため 重心距離を長くしたり、重心深度を深くしたり、
慣性モーメントを高くすれば それも振り難さ になり
肝心のヘッドスピードの阻害要素になります。
ロフトを絞っても、スピン抑制効果の強いヘッドにしても
元々 スピンを必要以上の多くかけ、しゃくって、煽って打つので
数字通りの効果が出ませんから
結局の所 ヘッドスピードに行くしかありません。
そして こすり打ちは 数値として
ヘッドスピードは高くなり易いのです。
インパクトでボールと ガチ当たりしないから です。
こすって打つので ボールの加圧を受けにくいから です。
・・・いいんだか 悪いんだか わかりませんがね…
私くらいの年齢で言うと
身長165センチ 体重75キロ
ごくごく普通な体力であれば
ヘッドスピードは 40msをラウンドを通してキープするのは
簡単ではないでしょう。
こすり打ちすれば 数値としてヘッドスピードは 43msとかに
なる可能性はありますが、正しく振る 40ms よりも
飛距離が出ることは「絶対に」ありえません。
正しく振る 37ms程度の距離がいっぱいでしょう。
弊社の悶絶クラブは除外したとしても
この位の人であれば
ドライバー45インチ基準で ヘッド重量200g シャフトの硬さは200cpm強 位
それに合わせた5番₍38インチ₎アイアンでは
ヘッド重量260g シャフトの硬さは230cpm 位でしょう。
これが そのくらいの体力の人のオーバースペックの境目 です。
これでも かなりきつい領域です。
自分の! というよりもは このスペックを使うためのスイング
クラブ主導のスイングになるのは間違いありません。
ところが そのくらいの体力の人が
ドライバー45インチ基準で ヘッド重量190g シャフトの硬さは240cpm
それに合わせた5番₍38インチ₎アイアンでは
ヘッド重量240g シャフトの硬さは290cpm
を使っているのです。
私の目から見ると 軽自動車エコタイプのエンジンスペックで
大型のワンボックスカーやベンツを動かしているような状態です。
腰が痛い、ひじが痛い、スイングは悩む というのは
当然のように やってきます。
・・・・それしか 選択肢がない というのは非常に残念な状態、
残酷な状態なのかも しれませんが…。
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