2021年1月4日月曜日

アプローチは転がしで!

フェースローテーションの多いスイングや煽り打ち 振り子打法を通常のショットに採用している人は 60ヤード以内のアプローチをするのに 上げる、ハイボールを採用することが多いです。 勿論、ハザード越えや深いラフなどでは そのようなショットを選択する必要はあるでしょう、 しかし、選択の余地があるのならば 上げるショットというのは最終選択 それしか余地が無い場合のみにしましょう。 まず 中途半端な距離 で ボールをあげる・・・ロフトの大きいクラブで 打つのには、その距離を打つ以上のヘッドスピードが 必要です。
例えば 冬の芝があまり生えていない状況で パターを使って、30ヤードを転がす とします。 このボールは 多少の起伏は有ったとても 単純には平面上 30ヤード分打ちます。 それに比べ、ボールを高く上げる場合 そのボールの軌道もそれよりも多くなりますし、 スピンや打ち出し角度はより大きなエネルギーが必要です。 距離感が合いにくく、上手に打てばショートし易い。 またロフトの大きなクラブは 構えた時の自分には、大きなフェースに見えますが 当たるボールに対しては、打撃エリアは小さくなります。 そして、転がすことの安全な理由、 ウエッヂであげるよりも、小さなふり幅で その距離を打つことが出来ます。 上げるショットの場合、上手くボールを打つには そこそこのスピードが必要ですから 大きく振りかぶらなければなりません。 ですから、ミスをすると倍の距離を打ってしまう可能性も ホンの目の前にポロッと、と言うことも発生します。 同じ30ヤードを打つのでも 8番なり、9番であれば ふり幅もウエッヂに比べ、半分以下で済みますし ロフトがウエッヂよりも立っており 打面が大きく使えますから、 多少、トップしても、ダフッっても 大きなミスにはなり難い そして ある程度 転がし と言うのが 弾道に入るために、次のパッティングに対し どんなスピードで転がるのか、 どちらに切れるのか と言う参考にもなります。 まずは パターが使えるか? 出来るだけ、地面から離れないショットを選ぶ そのボールのスピードを掴んでいき そのスピード通りに体を動かす というのが、距離感の基本 になっていくと思います。 また、それをトライしていくと ゴルフクラブの「バンス」「ソール」と言うものの 役割も理解できるようになると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿